プロフィール・名前:澤田夏美(さわだ・なつみ) ・所属:慶應義塾大学文学部 ・出身高校:神奈川県立多摩高校 ・自身のスポーツ歴:中学・ソフトボール部、高校・ギター部一問一答何故、大学で新聞会(新聞部)に入ろうと思ったのですか?高校生の時に、…
プロフィール
・名前:澤田夏美(さわだ・なつみ)
・所属:慶應義塾大学文学部
・出身高校:神奈川県立多摩高校
・自身のスポーツ歴:中学・ソフトボール部、高校・ギター部
一問一答
何故、大学で新聞会(新聞部)に入ろうと思ったのですか?
高校生の時に、両親に野球の早慶戦に連れていってもらって、そこで早稲田スポーツと慶應スポーツを一部ずつ買って読んだことがきっかけです。その時初めて大学スポーツ新聞というものを知って、強く感動したことを覚えています。もともとスポーツは好きでしたし、新聞のデザインやレイアウトにも興味があったので、「大学に入ったら、こういう活動をしてみたい」と思い、スポーツ新聞会のある大学の受験を決意しました。
今までの取材活動を通じて一番印象に残ったのはどんな時ですか?
一昨年秋の野球の早慶戦が、一番印象に残っています。慶大の3連覇がかかった早慶戦で、最後に早稲田に勝てば優勝でした。しかし3日目までもつれた末に、早稲田に1点差で負けて3連覇の夢が立たれてしまったんです。最後に代打で打席に立ったのは、当時ケガで離脱しベンチでチームを支えていた主将で、内野ゴロに倒れてファーストベースに崩れ落ちた瞬間に、慶大の応援席が静まり返ったのを覚えています。私は、呆然とする選手たちに、どんな言葉をかければいいのか、どのようにインタビューをすればいいのかわかりませんでした。自分たちは選手達のどういう瞬間を切り取るべきなのか、自分たちには何ができるのか、考えさせられた試合でした。
取材していて、ハマった競技はなんですか?
陸上ホッケーにハマりました。もともと、ルールも全く知らなかったのですが、先輩に連れられて取材に行ったことがきっかけで、その魅力に気が付きました。ゴール際の攻防や速いパス回しが見ていて面白いというのと、何より私はスティックにボールを当てる音が好きで、ハマってしまいました。(笑)
CAT事業を通じて、学生アスリートのどんな一面を見て欲しいですか?
選手の競技に対するストイックな一面と、プライベートでの学生としての一面の両方を見てもらうことで、少しでも多くの人に大学スポーツの魅力を感じてもらえたらと思います。
あなたが思う大学スポーツの魅力はなんだと思いますか?
学生生活最後の4年間をどう使うか、いろんな自由な選択肢がある中で、あえて体育会を選び、最後まで目標を達成しようとする選手達の姿は、本当に胸を打つものがあります。プロの世界を目指していようが、大学でスポーツをやめると決めていようが関係なく、皆が一つになって、同じ目標に向かって全力なんです。もちろん、ただがむしゃらに走っているわけではなく、それぞれの選手がちゃんとした考えを持ち、頭を使いながら、競技と、己に向き合っているというところも、大学生ならではの魅力なのではないかと思います。