現地29日、「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月24日~29日/ハードコート)の男子シングルス決勝。第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードのステファノス・…

現地29日、「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月24日~29日/ハードコート)の男子シングルス決勝。第1シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)が第2シードのステファノス・チチパス(ギリシャ)を、6-3、6-4で破り、同大会7年ぶり5度目の優勝を飾った。またジョコビッチの通算獲得タイトルは79個となった。

ジョコビッチは、チチパスのセカンドサーブでは76%のポイントを奪い、常にプレッシャーを与えた。第2セットで1ブレークは喫したものの、試合を通して安定したプレーを見せ1時間17分で快勝した。

一方のチチパスはこれが3週連続での大会出場だった。「ATP500 ロッテルダム」では2回戦で敗退したが、「ATP250 マルセイユ」では見事優勝。ただ「ATP500 ドバイ」は6日間で5試合を戦うスケジュールだったため(通常の大会は7日間開催)、疲れもあったと思われる。ブレークのピンチでは3本中、1本もしのぐことができなかった。

これで両者の対戦成績は、ジョコビッチの3勝2敗と一つ勝ち越した。またジョコビッチはこれで今シーズン18勝0敗と、開幕から2ヵ月を終えて最高の成績を残している。一方のチチパスは同大会2年連続の準優勝。昨年のロジャー・フェデラー(スイス)に続き、またも決勝でBIG3に屈した。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ドバイ」で優勝したジョコビッチ

(Photo by Amin Mohammad Jamali/Getty Images)