「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月24日~29日/ハードコート)の大会2日目。男子シングルス1回戦で、世界48位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が、世界78位のピエール ユ…

「ATP500 ドバイ」(アラブ首長国連邦・ドバイ/2月24日~29日/ハードコート)の大会2日目。男子シングルス1回戦で、世界48位の西岡良仁(日本/ミキハウス)が、世界78位のピエール ユーグ・エルベール(フランス)と対戦。西岡は5-7、2-6で敗れ、初戦敗退となった。試合時間は1時間18分。

両者はツアーでは過去1度、西岡がツアー初優勝を果たした2018年9月の「ATP250 深セン」決勝で対戦していた。「ATP250 デルレイビーチ」で準優勝となり、キャリアハイを更新する世界48位を記録した西岡は、決勝直後にアメリカからドバイへ移動。中1日の上、時差も大きい強行スケジュールで更なる白星を狙った。

第1セットでは、西岡が第5ゲームでブレークし、先にリードする。しかし、終盤の第9ゲームからブレークを2つ含む4ゲームをエルベールに連取され、5-7で第1セットを落とす。

西岡は疲労が溜まっていたのか、第1セットを終えた後、タオルを頭からかぶってベンチに座り、じっとして回復に努めていた。

第2セット、第4、第6ゲームでエルベールにブレークを喫した西岡。直後にブレークバックするも、第8ゲームでもブレークを許し、2-6で第2セットを落として初戦敗退となった。

西岡が戦った「ATP250 デルレイビーチ」の決勝は、日本時間の24日早朝5時30分頃から開始。そしてこの「ATP500 ドバイ」の1回戦は、日本時間の25日午後11時頃から開始だった。その間に約12,800kmの距離を移動したこともあり、疲労や時差ぼけもあったのだろう。最後まで諦めずに戦い抜いたが敗れた。

勝利したエルベールは、2回戦で世界37位のダニエル・エバンズ(イギリス)と対戦する。エバンズは第4シードで世界11位のファビオ・フォニーニ(イタリア)を破っての勝ち上がり。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」での西岡良仁

(Photo by Cameron Spencer/Getty Images)