今年のアルペンも快調な滑り出しを見せた明大スキー部。仲俣一樹(文4=北部)が最後のインカレで大回転3位を獲得し表彰台に立った。ジャンプ部門での好成績もあって明大は総合3位で初日を終了。勢いをつかむことに成功した。◆2・23〜27 第93回…
今年のアルペンも快調な滑り出しを見せた明大スキー部。仲俣一樹(文4=北部)が最後のインカレで大回転3位を獲得し表彰台に立った。ジャンプ部門での好成績もあって明大は総合3位で初日を終了。勢いをつかむことに成功した。
◆2・23〜27 第93回全日本学生選手権(花輪スキー場他)
▼1部男子 大回転
仲俣――3位
野川――44位
深澤――53位
※内川、島田、松浦は棄権
▼2部女子 大回転
菅谷――15位
2回の合計タイムで順位を競うアルペン種目。「守り気味な滑りをしてしまった」(仲俣)。仲俣の1回目は55.47秒で16位とやや不安を残す結果となった。「2本目はイメージを切り替えて滑った」(仲俣)と攻めの滑りに切り替え2回目をスタート。コース上部ではイメージ通りの滑りができたものの「最後の斜面でミスをしてしまった」(仲俣)とゴール後に懸念を残した。それでも前半の攻めが功を奏し2本目の滑走はトップで巻き返した。
全ての選手が滑り終え、3位で表彰台に上がることが決まった仲俣。16位からの大逆転劇に「ジャンプ部門のみんなが喜んでくれて、とてもうれしかった」(仲俣)。仲間の笑顔を見て喜びは爆発。その手にメダルを持ちながら、初日が幕を閉じた。
まだまだインカレは始まったばかり。この後には総合点数を大きく左右するコンバインドも控えている。悲願の総合優勝達成のためにはクロスカントリーでの入賞も必要だ。仲俣もまだアルペンの回転を控える。油断せず万全を期してインカレを戦い抜く。
[金内英大]
試合後のコメント
仲俣
――今日の結果が出た時のお気持ちをお聞かせください。
「うれしいというよりはびっくりでした。まさかここまで上がれるとは思っていなかったです」
――コンディションはいかがでしたか。
「合宿の疲れもありましたが、トレーナーの方にマッサージもしっかりやってもらったので、コンディション的には良い状態で臨めたのではないかと思います」
――明後日のアルペンへの意気込みをお願いします。
「明後日が最後なので自分にとって最高のパフォーマンスができたらいいなと思っています」