ファビオ・フォニーニ(イタリア)は、ロジャー・フェデラー(スイス)やノバク・ジョコビッチ(セルビア)と比べると、ラファエル・ナダル(スペイン)はまだ倒しやすいと思っているようだ。その理由を英紙…

ファビオ・フォニーニ(イタリア)は、ロジャー・フェデラー(スイス)やノバク・ジョコビッチ(セルビア)と比べると、ラファエル・ナダル(スペイン)はまだ倒しやすいと思っているようだ。その理由を英紙Expressが報じている。

実際、フォニーニとBIG3の過去の対戦成績を見ると、フェデラーには0勝4敗、ジョコビッチには0勝8敗とまだ一度も勝てていない。一方ナダルには4勝12敗と、更に黒星は多いものの、4度勝っている。それもその内3度はクレーコートでの勝利だ。昨年の「ATP1000 モンテカルロ」準決勝でも勝利し、そのまま初のマスターズ1000優勝を飾ったことも記憶に新しい。

フォニーニはその理由についてこう語っている。

「ノバクとロジャーが彼らのトップレベルにある時、勝つのは非常に難しい。彼らのプレーはとても早く、スペースを与えない」「ラファの場合は違う。彼との試合はよりフィジカル的になる。彼はラリーとメンタル的なところで打ち砕いてくる。でも戦うことはできる。走ればいいんだ」

そのフォニーニは現在世界11位。32歳ながら昨年の6月にトップ10入りを果たすと、7月にはキャリアハイとなる9位を記録した。4月には昨年の「ATP1000 モンテカルロ」で獲得した1000ポイントの失効が待つため、ランキングが高いうちにどれだけポイントを稼げるかが勝負となっている。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのフォニーニ

(Photo by Clive Brunskill/Getty Images)