「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/2月10日~16日/室内ハードコート)の大会5日目。男子シングルス準々決勝で、第3シードのガエル・モンフィス(フランス)が、世界33位の…

「ATP500 ロッテルダム」(オランダ・ロッテルダム/2月10日~16日/室内ハードコート)の大会5日目。男子シングルス準々決勝で、第3シードのガエル・モンフィス(フランス)が、世界33位のダニエル・エバンズ(イギリス)に7‐6(5)、6‐2で勝利し、ベスト4進出を果たした。

モンフィスは前週開催の「ATP250 モンペリエ」で通算9個目のタイトルを獲得。今週も好調を維持している。また昨年の「ATP500 ロッテルダム」で優勝しており、2連覇を目指している。今大会のベスト4にはシード勢がモンフィスしか残っておらず、優勝の最有力候補だ。

この試合でモンフィスはファーストサーブ成功率が72%、ファーストサーブポイント獲得率が77%と、堅実なサービスゲームを展開。ピンチは2本、被ブレークは1つに抑えた。またアンフォーストエラーの数が、エバンズは30本だったのに対し、モンフィスは16本と大差がついた。

モンフィスは準決勝では、世界39位のフィリップ・クライノビッチ(セルビア)と対戦する。もう一つの準決勝は、世界21位のフェリックス・オジェ アリアシム(カナダ)対世界30位のパブロ・カレーニョ ブスタ(スペイン)となった。

年始から絶好調だった第7シードのアンドレイ・ルブレフ(ロシア)はクライノビッチに、2回戦で世界10位のダビド・ゴファン(ベルギー)から初の対トップ10勝利を飾った18歳のヤニク・シンネル(イタリア)はカレーニョ ブスタに敗れた。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP500 ロッテルダム」でのモンフィス

(Photo by Jan Kok/Soccrates/Getty Images)