31日の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会12日目。男子シングルス準決勝、女子ダブルス決勝、混合ダブルス準決勝、車いす男子ダブルス決勝、車いす女子ダブルス決勝が行われた。男子…

31日の「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)大会12日目。男子シングルス準決勝、女子ダブルス決勝、混合ダブルス準決勝、車いす男子ダブルス決勝、車いす女子ダブルス決勝が行われた。

男子シングルス準決勝。第5シードのドミニク・ティーム(オーストリア)が第7シードのアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)に3-6、6-4、7-6(3)、7-6(4)で勝利し、決勝進出を決めた。

この試合、第1セットを落としたティームだが、第2セットでは先にブレークに成功。その後ブレークバックされるも直後に再びブレークし、セットを奪い返す。そして第3・第4セットではタイブレークをものにし、3時間42分で試合を制した。

ティームがグランドスラム決勝へ進出するのは、2018年と2019年の「全仏オープン」に続き通算3度目、「全豪オープン」では初となる。

なお、勝利したティームは決勝で第2シードのノバク・ジョコビッチ(セルビア)と対戦する。過去対戦成績はティームの4勝6敗だ。

女子ダブルス決勝では、第2シードのティメア・バボス(ハンガリー)/クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)が第1シードのシェイ・スーウェイ(台湾)/バーボラ・ストリコバ(チェコ)にストレート勝利。

今大会1セットも落とさずに優勝を果たしたバボス/ムラデノビッチ。ペアとして3個目のグランドスラムタイトル獲得となった。

そして車いす女子ダブルス決勝では、上地結衣(日本/三井住友銀行)/ジョーダン・ワイリー(イギリス)が、前年優勝ペアであり第1シードのディーダ・デ グロート(オランダ)/アニーク・ファンクォト(オランダ)を破り、見事優勝。

上地にとって5度目、ワイリーとのペアとしては3度目の同大会ダブルス優勝となった。

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【1月31日 主な試合結果】

◆「全豪オープン」

男子シングルス準決勝

〇[5]ドミニク・ティーム(オーストリア)3-6、6-4、7-6(3)、7-6(4) ●[7]アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)

女子ダブルス決勝

〇[2]ティメア・バボス(ハンガリー)/クリスティーナ・ムラデノビッチ(フランス)6-2、6-1 ●[1]シェイ・スーウェイ(台湾)/バーボラ・ストリコバ(チェコ)

車いす男子ダブルス決勝

〇[2]アルフィー・ヒュウェット(イギリス)/ゴードン・リード(イギリス)4-6、6-4、10-7 ●[1]ステファン・ウッデ(フランス)/ニコラ・パイファー(フランス)

車いす女子ダブルス決勝

〇上地結衣(日本/三井住友銀行)/ジョーダン・ワイリー(イギリス)6-2、6-4 ●[1]ディーダ・デ グロート(オランダ)/アニーク・ファンクォト(オランダ)

(テニスデイリー編集部)

※写真は「全豪オープン」でのティーム

(Photo by Fred Lee/Getty Images)