写真:平野美宇(日本生命レッドエルフ)/提供:Tリーグ
<ノジマTリーグ2019/20シーズン 1月24日(金)池田市五月山体育館>

24日、ノジマTリーグ・女子の試合が行われ、日本生命レッドエルフ(以下、日本生命)がTOP名古屋(以下、トップ)をマッチカウント3-2で下した。全日本選手権明けの今年初の試合を勝利で飾った日本生命は、首位をキープ。2位の木下アビエル神奈川との勝ち点差を9とした。

トップが2-1とリードするも森と平野が大車輪の活躍




写真:森さくら(日本生命レッドエルフ)/撮影:ラリーズ編集部

第1マッチのダブルスは、日本生命からは今シーズン初のペアリングとなる平野美宇/前田美優ペアが出場し、今季2勝の鈴木李茄/梁夏銀(ヤンハウン・トップ)ペアに挑んだ。試合は、前陣でのプレーを徹底した鈴木/梁ペアがフリックやストップなどの台上プレーで優位に立つ展開に。平野と前田も得意のドライブで応戦するが、前陣でのブロックやカウンターを打ち破れず、2-0で鈴木/梁ペアが勝利した。

第2マッチのシングルスは森さくら(日本生命)と出澤杏佳(トップ)が対戦。フォアが表ソフト、バックが粒高という異質型の出澤に対して、森はロングサーブからの三球目ドライブを徹底するも変化をつけた出澤のブロックに苦戦し、なかなか決め球を打ち込めない。逆に出澤は、多彩なサーブやブロックで2ゲームを先取。このまま出澤勝利かと思われたが、第4ゲーム以降は出澤の変化に慣れた森が緩急をつけて出澤のリズムを崩し、ゲームの流れを掴む。そして、Tリーグ特別ルールにより6-6から始まる最終ゲームは、森が出澤に1点も与えず、ゲームカウント3-2で勝利。日本生命が1本を取り返した。

第3マッチは昨シーズントップに所属していた田志希(チョンジヒ、現・日本生命)とハン・イン(トップ)の、元チームメイト対決に。カットマンのハン・インは序盤から前後左右に動いてボールを拾うが、カット打ちを苦としない田志希がドライブやスマッシュを織り交ぜた攻撃で圧倒し、2ゲームを先取。しかし、1,2ゲーム目の疲れからか3ゲーム目以降は、田志希の攻撃に陰りが見えはじめ、逆にハン・インはカットで粘る展開が増える。そのままハン・インが2ゲームを取り返し、最終ゲームも見事勝利。大逆転で第3マッチを制した。

追い詰められた日本生命は第4マッチには平野美宇を起用。平野はダブルスで敗れた梁夏銀との試合に臨んだ。平野にとってはプレッシャーのかかる一戦だったが、得意の巻き込みサーブや高速両ハンドで梁を圧倒。梁も粘るが平野の勢いは止まらず、最後はサービスエースで試合を締めくくり、3-0で勝利。Tリーグ今季初勝利を挙げた。

1ゲーム先取で行われる5番のヴィクトリーマッチには日本生命からは森さくら、トップからはハン・インと、両チームともこの日の試合で勝利を挙げた選手が出場。接戦が予想されたが、出足から森が積極的な攻めで、ハン・インのカットを封じ込める。途中、攻めに転じたハン・インのボールも森は落ち着いて返球し、11-5で勝利。難敵を見事に攻略し、チームに勝利をもたらした。

スコア:〇日本生命レッドエルフ 3-2 TOP名古屋




写真:平野美宇(日本生命レッドエルフ)/提供:Tリーグ

平野美宇/前田美優 0-2 〇鈴木李茄/梁夏銀
10-11/9-11

〇森さくら 3-2 出澤杏佳
11-10/10-11/9-11/11-5/11-6

田志希 2-3 〇ハン・イン
11-9/11-7/3-11/7-11/6-11

〇平野美宇 3-0 梁夏銀
11-5/11-6/11-10

〇森さくら 1-0 ハン・イン
11-5
文:ラリーズ編集部