日本時間15日夜、『ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード 2020』に大坂なおみとラグビー日本代表メンバーがノミネートされたことが公表された。『ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード 2020』から発表された公式コメントは、以下。 …

日本時間15日夜、『ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード 2020』に大坂なおみとラグビー日本代表メンバーがノミネートされたことが公表された。『ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード 2020』から発表された公式コメントは、以下。

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世界40か国以上でスポーツを通じた社会貢献活動に取り組んでいるローレウス(本部:ロンドン、 設立:2000 年)が主催する『ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード 2020』(2020 年 2 月 17 日ベル リン開催)のうち 7 部門※のノミネートが、1000 を超える世界中のスポーツジャーナリストの投票により決定いたしました。

これより68名のローレウス・ワールド・スポーツ・アカデミーメンバーによる投票 が行われ、その投票結果をもって受賞者を決定し、『ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード 2020』 で発表および表彰いたします。日本からは大坂なおみ選手がローレウス年間最優秀女子選手部門、ラグビー日本代表チームがローレウス年間最優秀成長部門にノミネートされました。※ローレウス年間最優秀男子選手部門、ローレウス年間最優秀女子選手部門、ローレウス年間最優秀チーム部門、 ローレウス年間最優秀成長部門、ローレウス年間最優秀復活部門、ローレウス年間最優秀障害者スポーツ選手部門、 ローレウス年間最優秀アクションスポーツ選手部門

年に一度、スポーツシーンにおいて最も優れた功績を残した個人や団体を称える『ローレウス・ワール ド・スポーツ・アワード』は、今年記念すべき20回目を迎え、今日ではスポーツ界において最も名誉 あるアワードの一つと称されています。昨年は、羽生結弦選手がロ-レウス年間最優秀復活部門、大坂なおみ選手がロ-レウス年間最優秀成長部門にノミネートされ、大坂なおみ選手が日本人で初めての受賞を果たしました。

大坂なおみ選手は 2018年9月の全米オープン優勝に続いて、昨年1月には全豪オープンでも優勝を果たし、女子シングルスでのグランドスラム 2大会連覇という2015年のセリーナ・ウィリアムズ以来の快挙 を成し遂げました。その素晴らしい活躍により、今年はローレウス年間最優秀女子選手部門でのノミネー トとなりました。

同部門には大坂なおみ選手のほか、3度目の受賞を狙う体操のシモーネ・バイルズ選手、陸上界の スターアリソン・フェリックス選手とシェリーアン・フレーザープライス選手、FIFA 女子ワールド カップの最優秀選手賞と得点王の二冠に輝いたミーガン・ラピノー選手、そして若きスーパースキーヤー ミカエラ・シフリン選手がノミネートされています。

ローレウス年間最優秀 成長部門にノミネートされたラグビー日本代表選手たち

ラグビー日本代表チームは昨年のラグビーワールドカップでの活躍が評価され、ローレウス年間最優秀成長部門にノミネートされました。競合スコットランドを相手に 4 トライをあげ 28-21で破り、決勝トー ナメント出場を果たして、世界を驚かせました。準々決勝では南アフリカに敗れたものの、試合後も多くのファンがスタジアムに残り、彼らの健闘を称えました。

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『ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード 2020』ノミネート一覧には、煌びやかなアスリートの名が連なっている。

『ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード 2020』ノミネート一覧

現在、ローレウスでは『ローレウス・ワールド・スポーツ・アワード 2020』において唯一、世界中の スポーツファンによって受賞者が選出される“ローレウス・スポーティング・モーメント賞2000-2020” の一般投票を特設サイト(https://www.laureus.com/sporting-moments ※英語表示のみ)にて受け付けており、投票は2月16日迄。

『ローレウス・スポーティング・モーメント賞 2000-2020』は、過去20年間のスポーツシーンにおいて、フェアプレーやスポーツマンシップ、ヒューマニティ、逆境の克服、 献身さ、スポーツを通じた団結力など、新しい時代におけるスポーツの真の価値を象徴する20の瞬間が ノミネートされており、サッカー日本代表もその功績を表彰された。

2018 年に行われた FIFA ワールドカップにおいて、アディショナルタイムに逆転負けを喫した衝撃の試合後にも関わらず、サッカー日本代表チームがロッカールームを綺麗に清掃し、 さらに現地の言葉で感謝のメモを残して会場を後にするという一連の行為が『Message of Respect』としてノミネートされている。

文/スポーツブル編集部