「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/1月6~12日/ハードコート)大会5日目、女子シングルス準々決勝で、第3シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界9位のキキ・バーテンズ(オラン…

「ブリスベン国際」(オーストラリア・ブリスベン/1月6~12日/ハードコート)大会5日目、女子シングルス準々決勝で、第3シードの大坂なおみ(日本/日清食品)が世界9位のキキ・バーテンズ(オランダ)と対戦。強烈なバックハンド・ウィナーを見せるなどした大坂が第1セットを6-3で先取した。

両者は過去に2度対戦しており、1勝1敗のイーブン(2019年ローマでの大坂の試合前棄権は除く)。最後に対戦したのは2018年のツアー最終戦「WTAファイナルズ」で、その時は大坂が途中棄権している。今シーズン初となるトップ10対決となった準々決勝。見事勝ち上がることができるのか、期待がかかる。

第1セットは大坂のサービスゲームから始まった。第1ゲーム、落ち着いた丁寧なプレーで大坂がサービスゲームをキープする。一方のバーテンズも隙を見せず、序盤はお互いにキープし合う展開となった。

先にチャンスをつかんだのは大坂。第6ゲームで15-40と2本のブレークポイントを握った。一旦はしのがれたものの、デュースの末に跳び上がってのバックハンドウィナーを決めてブレークに成功する。しかし、直後にブレークバックを喫し、リードを保つことができない。

それでも、4-3で迎えた第8ゲームで再びチャンスをつかんだ大坂。粘るバーテンズを振り切ってブレークし、またもリードを作る。そして続く第9ゲームをしっかりと守りきり、6-3で第1セットを先取した。

試合は2セットを先取した方が勝利の3セットマッチ。現在第2セットに進んでいる。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ブリスベン国際」での大坂なおみ

(Photo by Chris Hyde/Getty Images)