「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)の開催前にビッグサプライズが決まった。1月15日に森林火災の救援活動のチャリティーマッチ「AO …

「全豪オープン」(オーストラリア・メルボルン/1月20日~男子2月2日・女子1日/ハードコート)の開催前にビッグサプライズが決まった。1月15日に森林火災の救援活動のチャリティーマッチ「AO Rally for Relief」が開催されることが大会公式サイトから発表。イベントには、大坂なおみ(日本/日清食品)やロジャー・フェデラー(スイス)、ラファエル・ナダル(スペイン)が参加予定だ。

彼らの他にもセレナ・ウイリアムズ(アメリカ)、ステファノス・チチパス(ギリシャ)、カロライン・ウォズニアッキ(デンマーク)、地元からはニック・キリオス(オーストラリア)の参加予定が発表されている。

史上最悪規模ともいわれるオーストラリアの森林火災。現在行われている男子テニス国別対抗戦「ATPカップ」(オーストラリア・ブリスベン、パース、シドニー/1月3日~1月12日/ハードコート)では、サービスエースの本数が寄付金となるチャリティーイベントを行うなど支援をしているが、さらに数多くの選手たちが支援に立ち上がった。

大坂は自身のTwitterで森林火災を伝えるニュース映像を引用し、「クレイジー」と被害について嘆いていたひとり。また8日にTwitterを更新し、「会場で会いましょう」とエキシビションマッチ出場にも触れている。

このエキシビションマッチのチケット代金54豪ドル(約4,022円)は救援活動として寄付される。

テニス・オーストラリア(オーストラリアテニス協会)のチーフ、Craig Tileyは「約2時間半のイベントではチャリティーマッチのほか、コミュニティとして支援活動に協力します」と話している。

(テニスデイリー編集部)

※為替レートは2020年1月8日現在

※写真は2019年「ムトゥア マドリード・オープン」での大坂なおみ

(Photo by David S. Bustamante/Soccrates/Getty Images)