同じ土壌に、同じ種を蒔いても、同じように芽を開くとは限らない。【関連記事】危惧される「WBC燃え尽き症候群」元侍戦士からの金言とは【侍ジャパン】もしかしたら、時間差で芽が出ることもある。もしかしたら、種を蒔く時期が悪かったのかも・・・もし…

 同じ土壌に、同じ種を蒔いても、同じように芽を開くとは限らない。

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もしかしたら、時間差で芽が出ることもある。

もしかしたら、種を蒔く時期が悪かったのかも・・・

もしかしたら、芽が出ないような土壌だったのかも・・・

「もし・・・」

と考えればキリがない・・・

けど、同じように願いを込めて種を蒔いても必ず思った通りに芽が出ないのがほとんど・・・

これって、僕たちの目標や夢と一緒だと思うんです。

どんなに素晴らしい目標を掲げても、芽が出るタイミングは人それぞれ・・・

早く出る人もいれば、遅い人も・・・

遅い人ほど、やりがちな行動が・・・

それが、植物を育てることに置き換えて伝えると、土をほじくり返したり・・・水を与えすぎたり・・・

せっかく大きく芽を出そうしているのに、自分でその可能性を潰してしまう・・・

そんな選手が多いことに気づかされます。

どんな目標も、どんな素晴らしい夢も、いつ芽が出るなんてわかりません。

だからこそ、大事にして欲しいのは、植物を育てるように、暖かい目で自分を見守って欲しいということ。

つまり、

「辛抱」

という言葉になるかと思います。

必ず芽が出ると信じて、耐える時期も時には必要なんです。

[文:スポーツメンタルコーチ鈴木颯人のメンタルコラム]

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

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一般社団法人日本スポーツメンタルコーチ協会
代表理事 鈴木颯人

1983年、イギリス生まれの東京育ち。7歳から野球を始め、高校は強豪校にスポーツ推薦で入学するも、結果を出せず挫折。大学卒業後の社会人生活では、多忙から心と体のバランスを崩し、休職を経験。
こうした生い立ちをもとに、脳と心の仕組みを学び、勝負所で力を発揮させるメソッド、スポーツメンタルコーチングを提唱。
プロアマ・有名無名を問わず、多くの競技のスポーツ選手のパフォーマンスを劇的にアップさせている。世界チャンピオン9名、全日本チャンピオン13名、ドラフト指名4名など実績多数。
アスリート以外にも、スポーツをがんばる子どもを持つ親御さんや指導者、先生を対象にした『1人で頑張る方を支えるオンラインコミュニティ・Space』を主催、運営。
『弱いメンタルに劇的に効くアスリートの言葉』『モチベーションを劇的に引き出す究極のメンタルコーチ術』など著書8冊累計10万部。