総合格闘家の堀口恭司が12月25日に横浜アリーナで行われた村田諒太、寺地拳四朗、八重樫東のトリプル世界戦を観戦した。 堀口と八重樫は共通の知り合いを介して一緒に食事をする仲。堀口自身、大晦日に行われる「RIZIN.20」に出場予定だったが…
総合格闘家の堀口恭司が12月25日に横浜アリーナで行われた村田諒太、寺地拳四朗、八重樫東のトリプル世界戦を観戦した。
堀口と八重樫は共通の知り合いを介して一緒に食事をする仲。堀口自身、大晦日に行われる「RIZIN.20」に出場予定だったが、右膝前十字靭帯の断裂、半月板損傷によりにより欠場を余儀なくされていた。
「自分が(怪我によって)試合ができない時に、他の人の試合を観て、学ぼうかなと思っていました。八重樫さん、負けてしまったんですけど、魂はしっかり見せてもらったので、すごく勉強になります。あの魂を見習って、自分ももっともっと頑張りたいなと強く思いました。でも、影響を受け過ぎて自分も体を動かしたくなっちゃうので、そこを抑えながらこれからに生かしていこうと思います」。
試合は中盤まで互角の戦いながら、後半に連打を浴び、八重樫が9ラウンドTKO負け。何度打たれても立ち向かっていく姿に、会場からは「東コール」が沸き起こった。
「八重樫さんと言ったら気持ちの強い選手。そういうところを自分の総合格闘技にも生かして行きたいなと思いますね。今日は八重樫さんの応援で来ましたけど、勉強も兼ねてきているので、プラスにしていきたいなと思いますね。負けて今は悔しいと思いますけど、またきっと、次は勝ってくれると思うので、応援したいなと思います」。
王座奪還からの防衛を果たした村田諒太は「リスクを背負って倒しにいくことはすごい」
一方、WBA世界ミドル王者の村田諒太は、同級8位のスティーブン・バトラー(カナダ)に5ラウンド2分45秒TKO勝ちし、初防衛に成功。
「やっぱり、すごいですね。基本的なボクシングを徹底していて、すごく上手いなと思いました。基本は大事だなと、改めて感じました。自分とは階級が違うので、迫力もある。あの階級で、一発もらって倒れる危険があるのに、リスクを背負って倒しに行くことはすごいなと。刺激をもらいました」。
村田は2017年にWBA世界ミドル級王者になるも、2018年にロサンゼルスで行われたロブ・ブラント戦で王座陥落。翌2019年7月には王者ロブ・ブラントと再戦を行い、2回2分34秒TKO勝ちを収め、9ヶ月振りに王座に返り咲いた。同じく、堀口も2018年の大晦日にRIZIN初代バンタム級王座、2019年6月にベラトール世界バンタム級王座になるものの、同年8月の「RIZIN.18」でノンタイトルマッチながら朝倉海に1ラウンドKO負け。自身の怪我の影響もあり、11月にベラトール、RIZINの両ベルトを返上した。
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全治10ヶ月で大晦日RIZIN欠場の堀口恭司が帰国、怪我の状態は一進一退「簡単な道ではない」(https://cocokara-next.com/athlete_celeb/kyojihoriguchi-serialization-38/)
「王座取ってから陥落して、そして取り直すというのはすごく参考になります。八重樫さんとも被りますけど、諦めない、気持ちの強い選手が上に行くと思っています。自分もベルトを返上しましたけど、最終的には全部ベルト持って来ようかなと思っています(笑)」。
試合後のインタビューで村田は「ロンドン(オリンピック)で金メダルをとって、その後に東京が決まって、8年後は無理と思っていたけど、結局やっているので、その盛り上がりに花を添えられるように頑張りたい」と語っていた。
「自分の8年後といったら、釣りばっかり行っているかもしれない(笑)。いやきっと、ちゃんと戦っていますね。8年後だと37歳。全然、まだやっています。目標では40歳までやるつもりなので。勝てるように頑張っていかないとですね」。
格闘技界のヒーローたちが切磋琢磨しながら令和の格闘技界を盛り上げて行く。
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※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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