構成=バスケット・カウント編集部2日目も2会場で、女子16試合と男子20試合を実施12月23日、ウインターカップが開幕し、女子の28試合と男子の8試合が行われた。シード校が不在の1回戦、強豪校や伝統校が順当に勝ち上がりを決めた。女子日本代表…

構成=バスケット・カウント編集部

2日目も2会場で、女子16試合と男子20試合を実施

12月23日、ウインターカップが開幕し、女子の28試合と男子の8試合が行われた。

シード校が不在の1回戦、強豪校や伝統校が順当に勝ち上がりを決めた。

女子日本代表のさくら&ひまわりの『赤穂姉妹』を輩出した昭和学院(千葉、12年連続42回目の出場)は、33年ぶり2度目の出場となった名古屋女子大学(愛知)と対戦。鈴木親光監督が「警戒はしていましたが、ゾーンプレスから走られ、3ポイントを食らい相手の勢いに飲まれた」と語ったように、昭和学院は第3クォーターに逆転を許す苦しい展開となった。それでも、「最後はごまかしてよくシュートに持っていった」と言うように、名古屋女子のディフェンスに手こずりながらも精度の高いハーフコートバスケットで終盤に突き放し、78-64で勝利した。

実力伯仲のチーム同士の戦いとなったのが、県立広島観音(広島)と県立足羽(福井)の一戦だ。県立広島観音の小田菜月、県立足羽の杉本りくと両キャプテンがともに30得点以上を奪い合い、広島がわずかに2点をリードして最終クォーターを迎えた。勝負を分けたのは終盤のオフェンスリバウンドの差。勝負どころでオフェンスリバウンドを取り、セカンドチャンスポイントに繋げたことで勝利をもぎ取った。

小松広道監督も「ルーズボールやリバウンドは日頃から徹底してやってきたこと。ハリーバックもせえへんいけんのんですけど、弱気にオフェンスリバウンドに絡みにいかんかったらすぐ速攻を出されるので。そこは最後までやり切りました」と語り、リバウンドを制して勝利した。

2回戦に駒を進めた広島観音は桜花学園(愛知)と対戦する。「対策は何もないので、当たって砕けろという感じ」と真っ向勝負を挑む。

明日は女子の2回戦が16試合、男子の1回戦が20試合行われる。

初日の結果

※女子※
札幌山の手72-85東海大学付属福岡
八戸学院光星75-98高知中央
八雲学園64-100精華女子
県立熊本商業82-70東海大学付属諏訪
アレセイア湘南85-45県立佐賀北
東京成徳大学82-57県立岐阜商業
県立西原57-70千葉経済大学附属
県立城北50-97京都精華学園
埼玉栄60-83聖カタリナ学園
県立草津東41-57済美
県立四日市50-61県立郡山商業
県立広島観音94-84県立足羽
県立横手城南88-100明秀学園日立
県立中津北66-80県立広島皆実
高岡第一68-85尼崎市立尼崎
和歌山信愛68-71富士学苑
鹿児島市立鹿児島女子93-104倉吉北
就実63-84県立小林
慶進60-76県立津幡
昭和学院78-64名古屋女子大学
明星学園76-67県立湯沢翔北
県立山形中央68-65奈良文化
安城学園88-64県立高瀬
盛岡白百合学園68-89桐生市立商業
酪農学園大学附属とわの森三愛68-76新潟産業大学附属
開志国際93-49県立松江商業
明成92-56長崎女子
浜松開誠館77-64作新学院

※男子※
藤枝明誠112-78県立松山工業
東山98-59東海大学付属相模
岡山商科大学附属120-77県立佐賀東
日本航空73-63県立富山工業
北陸学院72-59つくば秀英
海星64-110県立長崎西
福岡大学附属大濠101-56県立海部
別府溝部学園77-89前橋育英