大会3日目は女子68キロ級の福島宇美(営2=安部学院)が出場。自身初の表彰台入りを目指したが、予備戦で敗退。明大の全日本選手権は幕を閉じた。◆12・19~22 全日本選手権(駒沢体育館)[女子]▼68キロ級 福島――予備戦敗退 苦い敗戦と…

 大会3日目は女子68キロ級の福島宇美(営2=安部学院)が出場。自身初の表彰台入りを目指したが、予備戦で敗退。明大の全日本選手権は幕を閉じた。

◆12・19~22 全日本選手権(駒沢体育館)

[女子]

▼68キロ級

 福島――予備戦敗退

 苦い敗戦となった。福島の初戦は関千晶(警視庁)との対戦。昨年度の同大会以来となる相手にリベンジしたいところだったが、1分19秒。バックを取られ2点の先制を許す。「自分の弱いところを突かれて何もできなかった」。その後も果敢にタックルで攻めるも、ポイントを奪えず。0―7で敗れた。

 4月のジュニアクイーンズカップで足をケガし、戦線離脱を余儀なくされた今シーズン。リハビリに専念し、復活を目指した。明大は女子部員が福島のみのため、母校にも足を運び模索した日々。その集大成として結果がほしかった全日本だったが「自己満足で終わってしまった」。今大会で実力を出し切れず、悔しいシーズンとなった。来年度の目標は「しっかりやり切ること」。完全復帰を果たし、来年度こそ全日本の表彰台を目指す。

[福田夏希]

試合後コメント

福島

――関選手とは前回も対戦しています。

 「本当に全部中途半端になってしまって。次の明治杯では勝つ気持ちでやりたいです」

――この1年はいかがでしたか。

 「4月に大きなケガをして、10月の大会で復帰したばかりで、調子は良くなかったです。練習よりも、リハビリと補強ばかりやっていました。でもやっていた補強も自分の自己満足で終わってしまっていたから、今回自分の力を何も出せずに終わってしまい、やった意味あったのかなって、悔しい気持ちでいっぱいです」

――来年度の抱負は何ですか。

 「来年度は自分の限界決めないでやり切って、やれることをしっかりやり切れるようにしたいです」