元世界1位で、3度グランドスラムを制しているアンディ・マレー(イギリス)。そのマレーはゲーム好きということでも知られているが、初めて彼が作ったメールアドレスはゲームに由来しており、恥ずかしいも…

元世界1位で、3度グランドスラムを制しているアンディ・マレー(イギリス)。そのマレーはゲーム好きということでも知られているが、初めて彼が作ったメールアドレスはゲームに由来しており、恥ずかしいものだったと語っているとTennis World USAが報じている。

マレーはゲームのし過ぎでガールフレンドと破局したという噂もあるほどのゲーム好き。

2014年のツアー最終戦では、決勝でロジャー・フェデラー(スイス)対ノバク・ジョコビッチ(セルビア)が組まれていた。しかしフェデラーが試合前棄権をしたために、ソファーでマリオカートをしながらリラックスしていたマレーが急遽ジョコビッチとのエキシビションマッチに呼ばれたこともある。その時には「テニスよりマリオカートの方が上手いよ」と冗談を飛ばしていた。

マレーは「25、26歳くらいまでどこに旅する時でもプレイステーションを持って行っていた。やり過ぎだったね。翌日試合がある時は、午前3時までで終わりにしていたよ」と話している。

ゲーム好きだったため、初めてのメールアドレスは、ジェームズ・ボンド(映画だけでなくゲーム作品も多数制作されている)に因んだもので作ったという。

「メールアドレスを求められた時も、わざわざ変更はしなかったよ。かなり恥ずかしかったけどね。ジェームズ・ボンドが大好きなんだ」

そのマレーは股関節の怪我のため2018年7月には839位にまでランキングを落としたが、今年1月の「全豪オープン」後に股関節の手術を受け、8月にシングルスに復帰。シングルス選手では復帰した前例のない手術だったが順調にカムバックし、10月の「ATP250 アントワープ」で復活優勝を遂げ、ランキングも現在125位にまで戻している。

(テニスデイリー編集部)

※写真は「ATP1000 上海」でのマレー

(Photo by Fred Lee/Getty Images)