13日、シンガポールリーグ(Sリーグ)のアルビレックス新潟シンガポール(アルビS)がMF栗島健太(社4=千葉・流通経大柏)の来季新規加入内定を発表した。今月5日にJ3・AC長野パルセイロ入りが発表されたDF大桃海斗主将(スポ4=新潟・帝京…

 13日、シンガポールリーグ(Sリーグ)のアルビレックス新潟シンガポール(アルビS)がMF栗島健太(社4=千葉・流通経大柏)の来季新規加入内定を発表した。今月5日にJ3・AC長野パルセイロ入りが発表されたDF大桃海斗主将(スポ4=新潟・帝京長岡)に次いで、早大所属選手の来季のプロ内定は二人目。

  強豪・流通経大柏高校から早稲田に入学した栗島は2年生後期からメンバーに定着。常に楽しさを求める栗島のプレーはアイデア溢れ、見る人を魅了する。最高学年になってからはチームを背負いながら、自分のサッカースタイルを貫き通してきた。足元の技術だけでなくシュートにも磨きがかかり、得点で勝利にも貢献。逆境に動じない栗島はどんな状況でも周りを見て仲間を生かす力も持っている。


左足の高い技術でチャンスを作り続けた

 アルビSはJ2・アルビレックス新潟の下部組織であり、世界唯一の海外にある日本人プロスポーツチームとしてSリーグに2004年から参戦。サッカーへの熱い思いを持った20歳前後の若い選手が多く、世界に羽ばたいていくためのステップアップのチャンスを提供している。栗島の幼少期からのプロサッカー選手になるという夢を叶え、挑戦し続ける姿はこれからも多くの人を笑顔にするだろう。

(記事、写真 大山遼佳)