<写真・試合後、選手は写真撮影に応じた> 12月9日、 東京都エスフォルタアリーナ八王子にて第71回全日本学生バスケットボール選手権大会の1回戦が行われた。関学は順天堂大と対戦し、62-67で敗北した。   2年ぶりに全国の舞台に舞い戻った…


<写真・試合後、選手は写真撮影に応じた>

 12月9日、 東京都エスフォルタアリーナ八王子にて第71回全日本学生バスケットボール選手権大会の1回戦が行われた。関学は順天堂大と対戦し、62-67で敗北した。

   2年ぶりに全国の舞台に舞い戻った。初戦は関東11位の順天堂大との対戦。お互い動きに固さが見られる中、先制したのは関学。だがすぐさま得点を許し、その後も均衡した状態が続く。4年生を中心に得点を重ね、第1クオーター(Q)を13-12で終えた。続く第2Qでは、SG前野(国2)がスティールから得点し、チームを勢いづける。PF渡辺(社4)の3点シュートも光り、31-29で前半は終了。相手を突き放したい後半。C水谷(文3)がゴール下から得点し、その後もファウルを獲得。フリースローを確実に沈めた。50-47で迎えた最終Q。流れをつかみ切れない関学に対し、順天堂大が勝負どころでシュートを沈める。開始2分で逆転を許すと、その後4点ビハインドに。巻き返しを測るも、シュートが決まらずタイムアップ。62-67で試合は終了。コートとベンチが一丸となり全員で戦い抜くも、1回戦敗退となった。また今試合をもって、4年生は引退を迎えた。

試合後のコメント

井上桃子主将(文4)「現実は甘くないということを突きつけられた。緊張はなかったが、思わぬところでファウルを取られたり、想定外のことが起こった。なかなかリズムに乗り切れず、全日本インカレという試合に対して準備が足りなかった部分を感じた。この1年間を通して、『WIN AT ALL』というスローガンを体現できたと思う。チームに勝利を求めると、少なからず自分を犠牲にしなければいけない。厳しいことも言ったが、夏頃から団結力が生まれた。きょうの試合は負けたが、盛り上げるところは全員で盛り上がり、調子が悪い人には声を掛けるなど、1つになって戦えた。チームのみんなには、1年間ありがとうと伝えたい。これからも責任感やプレーの精度など求められることあり大変だと思う。そんな時こそ今年学んだように、全員で勝ちを求めて全員で動いてほしい。今年以上の成績で、悔いなく終われるように頑張ってほしい」