3日間にわたる大会で若き紫紺が活躍ぶりを見せた。明大からは11名の選手が出場。最終日には村上堅信(政経2=滑川)と藤谷柊(政経1=和歌山県立那賀)がトータル1位を獲得した。さらに佐々木洋光(政経2=柴田)、上水良介(政経1=埼玉栄)もそれ…
3日間にわたる大会で若き紫紺が活躍ぶりを見せた。明大からは11名の選手が出場。最終日には村上堅信(政経2=滑川)と藤谷柊(政経1=和歌山県立那賀)がトータル1位を獲得した。さらに佐々木洋光(政経2=柴田)、上水良介(政経1=埼玉栄)もそれぞれ2位、3位に入賞を果たし、計4名が表彰台に。おのおのの成長が感じられる試技となった。
◆12・5~7 第64回全日本学生新人選手権(スポーツ総合センター)
▼61キロ級
10位 加藤(S90 J105 T195)
▼67キロ級
11位 佐藤(S90 J105 T195)
▼81キロ級
9位 新貝(S108 J135 T243)
13位 森本(S100 J130 T230)
▼89キロ級
3位 上水(S128 J153 T281)
4位 岸本(S113 J150 T263)
▼96キロ級
2位 佐々木(S120 J158 T278)
4位 澤浦(S115 J155 T270)
▼102キロ級
6位 木下(S116 J140 T256)
▼109キロ級
1位 村上(S134 J166 T300)
▼+109キロ級
1位 藤谷(S123 J160 T283)
※S…スナッチ、J…ジャーク、T…トータル
実りある大会となった。2年生からは、インカレでも好調だった村上がトータル1位を獲得。スナッチで自己ベストを1キロ更新し「良い軌道の第一歩」 と笑顔を見せた。また、佐々木もスナッチ、ジャークともに自己ベストでトータル2位を記録。それでも「今回は通過点でこの先の試合が目標」と次を見据える。惜しくも表彰には届かなかった岸本龍太郎(法2=常翔学園)、澤浦智之進(経2=利根実業)も4位と好成績をマークした。
1年生の成長も目覚ましい。インカレメンバーにも選ばれていた藤谷は、2位と13キロもの差をつけ1位に。また、上水はスナッチとジャークともに自己ベストを更新し3位を記録した。しかし「詰めの甘い部分があった」と自分を厳しく分析。さらなる成長を予感させる挙上となった。
次戦に向け視界は良好だ。次までにさらなる飛躍を図りたいが「まだ慣れていなくて連携が取れていないところがある」(新貝駿輝・農2=宇佐)。4年生が引退して新体制となってから約1か月が経過。いち早く新しい環境に慣れ、冬の期間におのおのがベストを尽くせるチームを作りたい。新チームでさらなる進化を遂げる選手たちに期待が高まる。
[伊藤理子]
試合後のコメント
村上
――インカレからの成長はいかがですか。
「プラット長として練習を見る立場になりました。まだまだ改善する部分はありますが、後輩もしっかりついてきてくれるので、もっと頑張りたいと思います」
新貝
――1、2年生の成長に関してどうお考えですか。
「最近もだんだんと調子の良い人が出てきていると思うので、今後も伸びていければいいなと思います」
上水
――狙っていた順位はありますか。
「2位か1位は取りたかったです。スナッチも1本目、ジャークも3本目を取れていれば、もしかしたら2位に届いたかもしれないと思っています」
佐々木
――来年度の目標をお願いします。
「大阪で行われる個人戦が最初の目標の試合になると思うので、自分の4年間の目標である3番以内に少しでも近づけたらいいなと思っています」