「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第10シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が第6シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を4-6 6-4 7-…

 「全米オープン」(アメリカ・ニューヨーク/本戦8月29日~9月11日/ハードコート)の女子シングルス4回戦で、第10シードのカロリーナ・プリスコバ(チェコ)が第6シードのビーナス・ウイリアムズ(アメリカ)を4-6 6-4 7-6(3)で破り、グランドスラムでの自己最高を更新するベスト8進出を果たした。試合時間は2時間24分。

 ビーナスとプリスコバは昨年11月に中国・珠海で開催された「WTAエリート・トロフィー」(WTAツアー・チャンピオンシップス/ハードコート)の決勝で初対戦しており、ビーナスが7-5 7-6(6)で勝っていた。

 全米オープンには4年連続出場となる24歳のプリスコバ。前哨戦のシンシナティ(WTAプレミア5/ハードコート)を制するなどWTAツアー通算6勝を挙げ、昨年の8月には世界ランク自己最高の7位を記録しているが、グランドスラムでは3度の3回戦進出がこれまでの最高成績だった。昨年は第8シードで臨んだが、1回戦でアンナ・タチシュビリ(アメリカ)に2-6 1-6で敗れていた。

 プリスコバは準々決勝で、第4シードのアグネツカ・ラドバンスカ(ポーランド)と2回戦で日本の奈良くるみ(安藤証券)を倒した18歳のアナ・コニュ(クロアチア)の勝者と対戦する。

(テニスマガジン/Tennis Magazine)