写真:吉田海偉(東京アート)/提供:日本卓球リーグ実業団連盟<JTTLファイナル4 2019年12月7日~8日>今年度の日本卓球リーグの年間王者を決めるJTTLファイナル4(以下、ファイナル4)が、徳島県徳島市のとくぎんトモニアリーナ(徳島…

写真:吉田海偉(東京アート)/提供:日本卓球リーグ実業団連盟

<JTTLファイナル4 2019年12月7日~8日>

今年度の日本卓球リーグの年間王者を決めるJTTLファイナル4(以下、ファイナル4)が、徳島県徳島市のとくぎんトモニアリーナ(徳島市立体育館)で7日、8日の二日間に渡って開催される。

ファイナル4は、前期、後期を含めた日本卓球リーグの総合順位上位4チームのみが出場できる大会だ。毎年熱戦が繰り広げられている。今回は、そんなファイナル4の見どころを紹介する。

出場チームと見どころ

男子

総合第1位 東京アート

総合第2位 協和キリン

総合第3位 愛知工業大学

総合第4位 シチズン時計

注目はやはり、総合順位1位の東京アートだ。今年の前期日本リーグで4期ぶりの優勝を果たすと、続く後期日本リーグでも優勝。前期最高殊勲選手賞の高木和卓や、後期最高殊勲選手賞の吉田海偉といったベテランと、インターハイ3冠王の坪井勇磨や2019年世界選手権日本代表の吉村和弘といった若手が融合したチームは、優勝候補の大本命だ。

準決勝の相手はシチズン時計。2018年度後期最高殊勲選手賞の御内健太郎や2019年全日本選手権混合ダブルスベスト4の上村慶哉といった、実力者が揃う。決勝への切符を掴むのは、果たしてどちらのチームか。




写真:松山祐季(写真奥)、髙見真己(写真手前・愛知工業大学)/提供:日本卓球リーグ実業団連盟

後期日本リーグで、その東京アートと同じ5勝をあげた、協和キリンと愛知工業大学の試合も要注目だ。実績のある松平賢二と平野友樹が率いる協和キリンと、2019年全日学ダブルス王者の木造勇人と田中佑汰、2019年度全日本選手権男子ダブルス準優勝の松山祐季と髙見真己を擁する愛知工業大学。どちらが勝ってもおかしくはないだけに、白熱した試合になることが予想される。

女子

総合第1位 中国電力

総合第2位 十六銀行

総合第3位 日立化成

総合第4位 デンソー
 



写真:成本綾海(中国電力)/提供:日本卓球リーグ実業団連盟

昨年度王者の中国電力は、総合順位1位で今年も出場権を獲得した。後期最高殊勲選手賞の成本綾海やビッグトーナメント単複2冠の宋恵佳を揃えたチームは、前期日本リーグ2位、後期日本リーグ優勝と、シーズンを通して好成績を残してきた。今大会も狙うは優勝のみ。昨年度の初優勝に続いて初連覇となるか。




写真:安藤みなみ(十六銀行)/提供:日本卓球リーグ実業団連盟

総合順位2位で、前期日本リーグ優勝の十六銀行も侮れない。前期最高殊勲選手賞の安藤みなみや2018年度後期1部優秀選手賞の山本怜など、実績のある若手選手がチームを引っ張る。5位に終わった後期日本リーグの悔しさをファイナル4で晴らせるか。

文:ラリーズ編集部