長いテニスのシーズンが終わりを迎えた今、バスケットボールのシーズンが盛り上がっている。多くのプロテニス選手が大のバスケットボール好きなことは、誰もが知るところだ。バスケに覚えのあるトミー・ポール(アメリカ)、ライリー・オペルカ(アメリカ)、クリストファー・ユーバンクス(アメリカ)に、男子テニス選手で誰がダンクシュートができて、誰ができないか聞いてみた。米テニスメディアBaselineが伝えている。

候補者は、明らかにできる人、おそらくできる人、そして、できても良さそうなのにできない人の3種類に分類。時間の都合で、身長183cm未満の選手は規定サイズのバスケットボールでダンクシュートはできないだろうと推定する。

■明らかにダンクシュートができる人

ガエル・モンフィス(フランス)

モンフィスはダンクシュートができるだけでなく、テニス選手のダンクシュート大会を開催すれば優勝できそうなほどの腕前だ。型の美しさで彼に匹敵する人がいるだろうか。

ライリー・オペルカ

オペルカは身長211cmで、もちろんダンクができるし、おそらく50代になってもやっているだろう。バスケットボール選手に転向することをほのめかしたことさえある。彼の体格と横方向の動きの良さがあれば、NBAでもうまくいくだろう。「彼はただ背が高いから上手いっていうんじゃない。普通にバスケが上手いんだ」とユーバンクスは語った。

ジョン・イズナー(アメリカ)

イズナーの身長は208cmとされているが、もっと背が高いように見える。シュートが上手いだけでなく、ダンクシュートもお手のものだ。イズナーは2014年の「ホップマンカップ」のインタビューで「これほど身長が高くなることを14歳の時、誰かが教えてくれていたらバスケを続けていたと思う」と語っている。

ミロシュ・ラオニッチ(カナダ)

「メイプルリーフ・ミサイル」と呼ばれるラオニッチは、テニス界屈指の脚力を誇る。身長196cmのラオニッチは、ダンクシュートが打てるだけでなく、実際の試合で両手のダンクシュートを決めたこともある(2016年のオールスター・セレブリティ・ゲームで)。試合でダンクシュートを決めるのは、練習で決めるよりも3倍は難しいことだ。もちろん、元NBAの名選手トレイシー・マグレディが完璧なパスを出してくれたことも助けになっただろうが。

イボ・カルロビッチ(クロアチア)

身長211cmのカルロビッチは、テニスコートでもバスケットボールコートでも、40歳にして未だに若手選手たちに負けてはいない。また、ダンクシュートのできない人のことは明らかに嫌いなようだ。2010年のTwitterで「ダンクできなきゃ自分を殴れ」と呟いている。

クリストファー・ユーバンクス

身長201cm、体重82kgで、ジョージア工科大学で傑出した活躍を見せたユーバンクスは、簡単にダンクシュートができそうだが、オペルカは「ぎりぎりだよ、残念なことに」と言う。

BASELINEのポッドキャスト番組で、ココ・ガウフ(アメリカ)も「彼はバスケが得意だって言うけど、どうかしらね。背は高いけど、ダンクシュートはできないと思うわ」と話した。ガウフを妹と呼ぶユーバンクスは、「ココがそんなことを言うなんて信じられない。自分だってひどいもんなのに」と反論した。

ニック・キリオス(オーストラリア)

オペルカもポールも、キリオスはダンクを決められると言った。キリオスは並外れた得点者だが、元Deadspinテニスライターのギリ・ネーサンによれば「キリオスにダンクシュートができるなら、彼は毎週末に動画を投稿しているだろう」

いい着眼点だが、彼にとっては普通すぎて、自慢するようなことではないだけかもしれない。ポールとTennis Australiaの動画によれば、キリオスは確実にダンクシュートができる。

■おそらくダンクシュートができる人

ラファエル・ナダル(スペイン)

キャリアのこの段階に至っては、ナダルはあえてダンクをするようなリスクをおかしたいとはもう思わないだろう。彼のグリップからして手は小さめなようだが、ナダルはほぼ間違いなく、これまでテニスコートに立った中で最高のアスリートだ。2006年のナダルならば簡単にダンクシュートを決められるだろう。

アレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)

198cmの身長と長い腕のズベレフは、難なくゴールに手が届きそうだ。

ジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)

ツォンガをここに分類したただ一つの理由は、証拠不足だ。テニス史上最高のアスリートの1人であるツォンガなら、ダンクシュートができると考えないわけにはいかない。

■できても良さそうなのにできない人

テイラー・フリッツ(アメリカ)

驚いたことに、193cmのフリッツはダンクシュートができないとオペルカは断言する。オペルカは「ショッキングだよ」とコメント。

フランシス・ティアフォー(アメリカ)

こちらも驚きだが、ポールは愛すべきティアフォーを、迷わず「ダンクシュートができない人」のリストに入れた。

トミー・ポール

最後になったが、運動神経抜群のポール(愛称「TP」)はダンクができない。彼はシュートを決められるし、跳躍力もあるが、「バスケットボールを掴むには手が小さすぎる」と言う。オペルカは「ダンクシュートができない人はみんなそう言うんだよ」と即座に指摘した。

(テニスデイリー編集部)

※写真は左からモンフィス、キリオス、カルロビッチ、オペルカ

(©Getty Images)