11月21日から11月24日にわたって行われた第89回全日本ボクシング選手権大会(以下、全日)に出場した8人の選手の試合後のインタビューをご紹介します。


※掲載が遅れてしまい、大変申し訳ございません。


コメント(階級順)

〜49㌔級〜

・川谷(営2=豊国)

 試合内容は正直全然ダメで、調整ミス。減量の仕方を長期的に見てしまった。練習量がおろそかになってしまった。課題が残る試合内容だった。良くはなかった。勝因はおかあとお父さんに面倒見てもらって、よくしてもらって、大好きなお父さんたちを喜ばす顔がみたいというだけで頑張っていたら結果がついてきた。毎日こうしろこうしろと声を掛けてくれた。試合内容ではまだまだ全然やなという感じでいってくれたが、優勝したことは良くやった、と言ってくれてとてもうれしかった。緊張はめちゃくちゃした。(堤)駿斗と試合前に会った。緊張するだけむだだよと言ってくれた。緊張してもやることはもう決まってるんだからと。確かにそうだなと思って、今できることってなんだろうなと考えたときに、自分でメモをしているのだが、それを読み返した。今こういうことに集中しようと読み返して集中しようと頑張った。(この1年で成長したことは)自分が中学校のときに、大好きな先輩が「努力する努力」という言葉を教えてくれた。確かにその通りだなと思った。日常生活でも人一倍努力をする努力という覚悟を決めた。弱い方弱い方に逃げずに走りも頑張った。精神的に成長できた。(全日本チャンピオンの気持ちは)形ではチャンピオンだが、周りから見たら層が厚くない部分でのチャンピオンと言われるし、試合内容を見たら良い出来でもない。全日本チャンピオンと言われて恥ずかしくない試合をどんな時でもできるように日々精進していきたい。(王座へ向けて)今年最後の試合にもなるし、チームで東洋大で戦える最後の試合なので、死ぬ気で全力で勝ちにいきたい。


〜52㌔級〜

・田村(ラ3=崇徳)

 自分の実力は全部出せたかなと思う。悔いはない。(相手は)昨年の全日本の優勝者ですごく強かった。結構接戦だったので、収穫のある負けだった。(収穫や課題は)距離感と、多彩な攻撃、接近したときの攻撃とか向こうのほうが体が強かった。そういうフィジカル面などを鍛えていこうと思う。(今後の目標、意気込み)今回の試合はいい経験になったので敗戦を生かして、王座戦までにはもっと修正していきたいと思う。


〜57㌔級〜

・金城(営1=菊華)

 

 1ラウンド目は、攻めるボクシングができたが、2ラウンド3ラウンドで相手の強さにやられて前に攻められなかった。(相手の選手の印象は)実績を残してる分、うまいなと思った。1ラウンド目終わって、2、3ラウンド目で返ってきたので、そこが相手のうまさというか、対応能力がすごいなと思った。(初めて全日本選手権で緊張などは)いつもは堤さんとか木村(営4=飛龍)さんとかとやっていたので、緊張とかはなく楽しみが多かった。(試合のプランは)相手の方がテクニックが勝ってると思っていたので、自分が前に出て相手を崩していって、自分のできることを全部して勝とうというのが自分のプランだった。(課題は)相手がうまさを出してきたときに、もっと自分から相打ちからどんどん前に出て、どんなうまい相手にもそれで勝てていけたらなと思う。(今後の目標や意気込み)東洋大学に入ってあんまり良い成績を残せてない。次リーグ戦に出て、今回の課題をしっかり修正して、リーグ戦で自分で1番いい試合をして勝ちたい。


・堤(営2=習志野)

 自分が組んでいた作戦よりは少しかけ離れてしまって気持ちが前に出過ぎた部分があったが、結果は良かったので素直にほっとしている。(藤田と戦ってどんなところが難しくてどう攻略したか)ディフェンス技術がすごく高くて、なかなか1ラウンド目は顔をとらえることができなくて難しかった。その中で積極性とプレッシャーをかけてスタミナを削ってという作戦に途中から切り替えたが、グダグダになってしまったのでそこは反省点。(今大会全て5ー0の判定勝ちだが)決して満足できる内容ではなかったが、ここを1番の目標にしてやってきたので優勝できて本当にうれしい。(東京オリンピックに向けての練習の場でもあると話していたが意気込みを)やっとスタートラインに立てたと思っているので東京五輪で金メダル取るにはまだまだ程遠いですけど、今自分ができることをすべて準備して2020年の東京オリンピックに挑みたいと思う。


〜63㌔級〜

・渡来(営3=武相)

 初戦なので緊張していた。早い段階で倒せたので幸先は良いかなと思う。(相手選手の印象は)試合を見る限りでは展開が早い選手。避けながら上手くやっていこうと思った。(勝因は)狙っていたわけではなかった。監督にも言われたが自然に出たパンチで倒せるというのはいいこと。自分もそう思う。


・今永(営2=王寺工)

 勝たないと意味なかったので全然ダメでした。(成松選手は)想像していたよりも全然勝負できたかなと思う。でもやっぱり向こうのほうがキャリアもあって体格もあって全然何も届かなかった。(ご家族のみなさんからは)お疲れさまとかよく頑張ったとは言われた。でも頑張るだけならみんな出来るので。(課題は)体をもっと大きく強くしてボクシングを覚えて練習しまくるだけ。(王座戦の意気込み)王座は絶対勝って冬休みにしたい。(全日本の総括)優勝以外は別に初戦負けも2位も全部同じ。もう負けたくないので、この後出る大会は全部勝って終われるように頑張りたい。


〜75㌔級〜

・菊池(営2=黒尻沢工)

 1ラウンド目は結構ボディの左ストレートから試合をつくって行こうと思っていた。右も当たったが、段々相手のペースに飲まれて距離を詰められた。右もらってしまった。自分が打ったあとのディフェンスが良くなかった。(相手選手の印象は)39歳のプロでも活躍して強かった選手と聞いていた。そういう選手と全日本で戦えて、戦えると聞いたときはすごくうれしかった。勝とうと強く思っていたが、負けてしまった。強かった。(課題は)打ったあと動くこと。ディフェンス。頭を動かすこと。(王座戦へ向けて)王座はまずウェルター級でレギュラーを取って、勝ち切る試合をしたい。


・田中(文3=享栄)

 

 1ラウンド目の足を使った動きが2、3ラウンドもできたらよかったが、自分の体力不足で止まってしまった。2ラウンド目は取られてしまった。3ラウンド目はスタミナはなかったが気持ちでいったら1と3は取れたと思ったが、やはり2の印象が悪く、勝てなかったと思う。対戦相手は去年の全日で戦っている人で、リベンジしたかったが出来なかった。(3位という結果については)ずっと成績がないなかで、国体では2位になって、全日は3位だが、優勝しないと意味がない。うれしいはうれしいがまだまだだなと思う。(王座戦へ向けて)この頃は勝って負けての繰り返し。王座は1戦しかないので、集中して絶対勝って、東洋が優勝したい。


PHOTO=岡村珠里