1日に行われた関東大学ラグビー対抗戦は、25年ぶりとなる全勝対決“早明戦”が行われた。25年前の試合には明大・田中監督、早大・相良監督ともに出場しており、指揮官たちにとっても因縁の対決となった。 明大は前半16分に先制トライを奪ったが、早…

1日に行われた関東大学ラグビー対抗戦は、25年ぶりとなる全勝対決“早明戦”が行われた。25年前の試合には明大・田中監督、早大・相良監督ともに出場しており、指揮官たちにとっても因縁の対決となった。

明大は前半16分に先制トライを奪ったが、早大の頭脳派司令塔・SO岸岡選手が負けじと同点トライを取り返す。しかし、紫紺の戦士たちの集中力は途切れなかった。29分に早大のオフサイドでショットを選択した明大は、着実にPGを決め10-7とリードして折り返した。後半に入っても明大の勢いは止まらない。立て続けにトライを奪うだけでなく、鉄壁の守備で早大に1本もトライを許さなかった。明大が36-7で早大に勝利し、7戦負けなしで2015年大会以来となる優勝を果たした。なお、単独優勝は21年ぶりの快挙だった。