<写真・会見を行う寺岡主将>   11月27日、関西学院大学第3フィールド体育棟にて、全日本大学アメリカンフットボール選手権西日本代表校決定戦立命大戦前の合同記者会見が行われた。寺岡芳樹主将(経4)を始めとする主要選手5名、また鳥内監督がそ…


<写真・会見を行う寺岡主将>

   11月27日、関西学院大学第3フィールド体育棟にて、全日本大学アメリカンフットボール選手権西日本代表校決定戦立命大戦前の合同記者会見が行われた。寺岡芳樹主将(経4)を始めとする主要選手5名、また鳥内監督がそれぞれ会見を行った。関学は今週日曜日、14時5分より大阪府万博記念競技場にて立命大と対戦。勝てば4年連続の甲子園ボウル出場が決まる。

記者会見でのコメント

鳥内秀晃監督「今はもう疲労困ぱい。体も脳みそも疲れ切ってる。でも、できることをやらないとしょうがない。気持ちでやらんと。一人一人が自分の役割をできるようにせんとあかん。立命大はすごいチーム。そんな甘ない。シーズンが終わる可能性もある。ここで意地見せられへんかったらかっこ悪い。勝つためにやってるんやから、心身ともにヘロヘロやと思うけど、4年生が意地見せなあかんのとちゃいますか」

#52DL寺岡芳樹主将「立命大戦を前に、今は絶対に勝つという気持ち。だが、引退も懸かっているので当然不安もある。前回の立命大戦では、試合前に余計なことを考え過ぎて、守りに入り引いた戦い方をしてしまった。次負ければ、チームはそこで終わる。4年生が本気で相手を倒す気持ちを持つことが大事になってくる。まずは自分が勝ちたい気持ちをグラウンドで表現したい。守るものは何もない。攻めたプレーで戦いたい」

#79OL村田健太副将(社4)「リーグ最終節では立命大に負けたが、その後の2試合で王者の気分を振り払い、攻めたプレーができた。少しは自信になったと思う。立命大のDLは昨年よりサイズが大きく、強かった。OLとしては、春からこだわってきたスタートとフィニッシュを徹底して、なんとかランを通せるようにしたい。失うものは何もないので、最後まで詰め切って試合に臨む」

#3QB奥野耕世(商3)「前回の立命大戦ではこてんぱんにやられて負けた。簡単にはいかないという想像はしていたが、ミスもありやりたいことができなかった。でも、今はコンディションも良く、周りも疲労している様子はない。立命大ともう一度戦えるチャンスは今回だけ。やってきたことを信じて、オフェンスは3本以上タッチダウンをとりたい。前回よりも勝ちたい気持ちを強く持って戦う」

#4WR鈴木海斗(人3)「残りの4日間はプレーの精度を高めて、自分の力を出せるようにするだけ。同じポジションの阿部さん(拓朗・社4)が自分のやりたいようにやれる環境をつくってくれているので、プレーに集中できている。リーグ最終節の立命大戦では、最後の攻撃シリーズの第3ダウンで落球してしまったことが今でも悔しい。相手のDBは全員レベルが高いが、次は絶対にやり返す」

#40LB繁治亮衣(社3)「試合まで残り4日しかないというのが正直なところ。まだ不安要素はあるので、どれだけ試合までに仕上げられるかが大事になる。リーグ最終節では、RB立川(立命大)がビデオで見ていた時よりも思い切りのあるランをしてきて、受け身になってしまった。相手が勝利を確信した姿をフィールド上で目の当たりにした時は、無力感を感じた。前回の反省点を常に意識して練習してきたので、次戦はディフエンス全体に注目してほしい」