<写真・サービスエースを決めた山畑(中央)とハイタッチをする選手たち>   11月9日、天理大学杣之内第一体育館にて、2019年度関西バレーボール大学男女選手権大会が行われた。関学は1勝1敗で、予選グループ戦敗退となった。 1戦目は、昨年1…


<写真・サービスエースを決めた山畑(中央)とハイタッチをする選手たち>

 

  11月9日、天理大学杣之内第一体育館にて、2019年度関西バレーボール大学男女選手権大会が行われた。関学は1勝1敗で、予選グループ戦敗退となった。

 1戦目は、昨年1セットを奪った1部校、関大と対戦した。第1セット、WS瀧下(社2)のスパイク得点から試合はスタート。だが、そこから関学のミスが続き、連続失点。序盤に6点差をつけられ、点差をどんどん引き離された。14-25で第1セットを落とし、後がなくなった第2セット。WS佃友(人2)の威力のあるスパイクで、関大に食らいついた。中盤まで拮抗(きっこう)するも、12-14から6連続失点。相手のスパイクミスで、失点を断ったが巻き返せず、19-25と歯が立たなかった。この時点で、関大がグループで2勝を挙げ、決勝トーナメント進出を決めた。

 予選グループ2戦目は4部校の滋賀短期大と対戦し、実力差を見せつけた。第1セット序盤、佃友が相手エースをしっかりとマーク。相手の攻撃を封じた。安定したレシーブからコンビを組み立て、3-1からMB岡本(社2)の速攻を含む7連続得点。勢いは止まらず、25-9で第1セットを獲得した。続く第2セットは、相手がミスを連発。S大西(国2)の好サーブのローテーションで一気に点差を開いた。最後は、ピンチサーバーWS山畑(商2)のサービスエースも決まり、25-10。来年を見据えたチーム編成で、格下チームを圧倒した。

 次戦は、11月26日、東京都大田区総合体育館にて、第66回秩父宮妃賜全日本バレーボール大学女子選手権大会が行われ、関学は1回戦で松山東雲女子大と対戦する。

 

試合後のコメント

有元里織主将(教4)「最後のこのタイミングで、関大ともう一度対戦できるのは、うれしかった。楽しもうと言っていたので、リーグ戦ほど堅くならずプレーできたと思う。でも、実力差はまだまだある。歯が立たなかった。関大は1部校の中でもミスが少ない。こちらが攻め急いでミスをし、あげなくていい点数まで相手に与えてしまったと思う。2戦目は、来年の理想型が少しできた。佃友が、相手のレフト攻撃をすべてワンタッチで封じてきて良かったと思う。全日本インカレは、初戦突破が目標。どのチームと対戦しても格上なので、おごらずに戦っていきたい」