インドネシア・ボゴールで開催中のクライミングアジア選手権2019は8日、ボルダリング男子とリード女子の決勝が行われ、ボルダリングで18歳の小西桂が優勝、藤井快が2位、川又玲瑛が3位に入り、日本勢が表彰台を独占。リードでも倉菜々子が2位に入り銀メダルに輝いた。

 出場した9名全員が予選を通過するなど、日本が圧倒的な選手層を見せつけていたボルダリング男子。決勝には、準決勝1位通過だった緒方良行、川又、小西、藤井の日本勢4人が進出した。

 決勝は、第1課題をともに一撃した緒方と小西がアテンプト差での首位スタートに成功する。しかし第2課題でゾーンを獲得した小西が単独首位に立つと、第3課題は完登で1位をキープする。

 そして第4課題。前を登る藤井がゾーン止まりに終わったことで、少ないトライ数で登りきれば優勝のチャンスがめぐってきた小西は、これを見事に一撃。これまで得意とするボルダリングではユースレベルでの大会制覇を何度か経験しているが、シニア大会での優勝はこれが初となった。優勝を逃した藤井は2位、川又は3位、途中失速してしまった緒方は4位に終わった。

 一方、栗田湖有、高田こころ、倉の日本勢3名が決勝に進出したリード女子決勝では、倉が高度38の好成績で準決勝6位から2位へと躍進。同2位だった栗田は5位、同5位だった高田は7位に順位を落とした。優勝はただ一人TOPまでたどりついた今年のW杯年間女王、ソ・チェヒョン(韓国)。予選から全ラウンド1位での圧勝だった。

<ボルダリング男子決勝>

1位:小西 桂/3t4z 8 9
2位:藤井 快/2t4z 4 7
3位:川又 玲瑛/2t4z 11 13
4位:緒方 良行/1t1z 1 1
5位:ファッチャー・ロジ(INA)/1t1z 7 7
6位:ウィナイ・ルアングリット(THA)/0t0z 0 0
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9位:天笠 颯太 ※準決勝進出
10位:今泉 結太 ※準決勝進出
11位:石松 大晟 ※準決勝進出
16位:抜井 亮瑛 ※準決勝進出
19位:百合草 碧皇 ※準決勝進出

※左から氏名、所属国、決勝成績
※成績は左から完登数、ゾーン獲得数、完登に要した合計アテンプト数、ゾーン獲得に要した合計アテンプト数

<リード女子決勝>

1位:ソ・チェヒョン(KOR)/TOP
2位:倉 菜々子/35
3位:ラジル・ラカシウィ・カリヅマ(INA)/32 ※準決勝5位
4位:フジヤンティ・ウィディア(INA)/32 ※準決勝7位
5位:栗田 湖有/31+ ※準決勝2位
6位:リー・ホンイン(TPE)/31+ ※準決勝3位
7位:高田 こころ/31+ ※準決勝4位
8位:プンタリカ・トウンヤヴァニッチ(THA)/30+
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20位:西田 朱李 ※準決勝進出

※左から氏名、所属国、決勝成績(到達高度)


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