上々の滑り出しとなった。4年生が引退し新チームで臨んだ秋季リーグ戦。日体大に勝利するなど健闘し4勝1敗で大会を終えた。新たな門出で確かな感触を得た。◆11・2〜3 関東学生秋季1部リーグ戦(國學院大淵野辺グラウンド)<女子>◯明大2―1慶…
上々の滑り出しとなった。4年生が引退し新チームで臨んだ秋季リーグ戦。日体大に勝利するなど健闘し4勝1敗で大会を終えた。新たな門出で確かな感触を得た。
◆11・2〜3 関東学生秋季1部リーグ戦(國學院大淵野辺グラウンド)
<女子>
◯明大2―1慶大
◯明大3―0青学大
◯明大2―1日体大
明大1―2東女体大◯
◯明大2―1早大
大一番を制した。全勝のまま迎えた日体大戦。勝敗の決する3番手で回ってきたのは木瀬晶絵(政経1=須磨学園)・宮下こころ(営2=文化学園大杉並)ペア。第一ゲームを先取するもその後はサーブゲームが取れず。一進一退の攻防のまま試合はファイナルゲームへ。4―2の場面、先に攻めたのは明大だ。木瀬のつないだボールを宮下がスマッシュで得点。「自分がやらないと」とプレーで後輩を引っ張った。流れそのままに7-3でゲームを制し、見事日体大に勝利。得失点差で3位となるも、強豪を下し幸先良い新チームスタートを切った。
戦いは始まったばかりだ。インカレを終えてから〝先に攻めるテニス〟を全員で意識し、練習量を増やしてきた。そんなチームの新しい主将となったのは上田理央(政経3=文化学園大学杉並)。他校よりも人数の少ない明大のメンバーに対し「一人一人が声を出さなければいけない」(上田)と鼓舞。頼もしい主将の下、練習も「明るく楽しくやれている」(宮下こ)。来年のインカレでは今度こそ日本一へ。チームは悲願達成へ向けて歩み出した。
[青木優実]
試合後のコメント
上田
――4年生が引退してから迎える初めての大会でした。
「キャプテンになって新しいチームでの団体戦だったので、すごく準備をして気合を入れてきました。練習量がないと自分に自信がなくて本番で力を出せないと思います。技術があっても、自分はやってきたから大丈夫という自信がないと駄目なので練習量を増やしたり、攻め方を全員で徹底してやってみたりと考え方を変えました。先に前衛に攻めるなどのプレーを多くして先に攻めるテニスをしていこうとしました」
――主将として大変だと感じることはありますか。
「他の大学に比べて人数が少ないので、まとめる分にはまとまっていると思います。でも、その分一人一人の力、応援の力などが大事になってくるのでちゃんと声を出していかないと勝てないよとは伝えました。それにみんなも付いてきてくれていると思います」
宮下こ
――今日を振り返っていかがですか。
「自分としては全勝したのですが、内容としてはまだまだでした。これからやるべきことはペアでコミュニケーションを取って試合をスムーズに進めることです。優勝を目指していたので悔しさはあります。だからこそ、反省を活かして来年のインカレで優勝できたらいいと思います」