<写真・艇を走らせる安部・竹澤組> 11月3日、兵庫県新西宮ヨットハーバーにて第84回全日本学生ヨット選手権大会3日目が行われた。 前半戦を総合9位で終え、巻き返しを図りたい関学。だが、2日目に続き、3日目の朝も風が安定せず陸上待機に。だが…


<写真・艇を走らせる安部・竹澤組>

 11月3日、兵庫県新西宮ヨットハーバーにて第84回全日本学生ヨット選手権大会3日目が行われた。

 前半戦を総合9位で終え、巻き返しを図りたい関学。だが、2日目に続き、3日目の朝も風が安定せず陸上待機に。だが、ミーティング等で時間を有効活用し、準備を進めた。3時間遅れでD旗が掲揚され、両級ともに3艇ずつ出艇した。だが、レースの途中で風が止まり、N旗が掲揚され、ノーレース扱いに。その後、海上で待つこと約1時間。風が吹くことを願ったが、14時50分にAPA旗が掲揚。本日のレースは中止となり、1レースも消化できず、1日目から順位の変動は無かった。

 次戦はあす、 同会場にて同大会最終日が行われる。

【暫定順位】

・470級

1位 日大 33点

2位 早大 130点

3位 関大 122点

11位 関学 210点

・スナイプ級

1位 早大 67点

2位 同大 133点

3位 京大 141点

8位 関学 177点

・総合

1位 日大 182点

2位 早大 197点

3位 慶大 251点

9位 関学 387点

試合後のコメント

畑山惣一郎主将(経4)「4年生にとっては最後の1年であり、レースに懸けている中でレースができないというのは焦る気持ちが大きくなる。1日目が悪かった分、このままでは終われない。だが、ヨット競技は気合だけでどうにかできるスポーツではないと思う。平常心で、大事なことをいつも通りやるだけ。そして、静かにチャンスを待つ。きょうのレースは成立しなかったが、1日目の課題を明確にし、前を走れていた艇もあった。だが、課題はスタート部分。あすは追いつけ追い越せの展開になると思うので、1本のレースを大事にしていきたい。全員が思い残すことなく、チームで勝つ」