現地30日。世界6位のアレクサンダー・ズベレフ(ドイツ)が、シーズン最後に年間の上位8選手で競う「Nitto ATPファイナルズ」への出場権を獲得したとATP(男子プロテニス協会)が発表した。

ATPツアーは、現在レギュラーシーズン最後の大会「ATP1000 パリ」(フランス・パリ/10月28日~11月3日/室内ハードコート)が行われている真っ最中。10月28日付けの最終戦ランキングで7位だったズベレフは大会2日目に初戦となる2回戦を突破しており、大会3日目に出場権を争うライバルたちが敗れたために、3年連続での出場権獲得が決まった。

ズベレフは2018年の「Nitto ATPファイナルズ」で、グループリーグを2勝1敗で突破すると、準決勝ではロジャー・フェデラー(スイス)に、決勝ではグループリーグで敗れたノバク・ジョコビッチ(セルビア)に勝利し、優勝を飾っていた。

ズベレフは出場権獲得について「3年連続で出場権を獲得できて本当に嬉しい。昨年優勝したことはこれまでのキャリアの中でのハイライトだった。O2アリーナ(ツアー最終戦の会場)には素晴らしい思い出がある」と語っている。

ズベレフは今年、早期敗退も多く、「ウィンブルドン」終了時は最終戦ランキングで10位と、一時は出場できない可能性も大いにあった。しかし10月の「ATP1000 上海」では準優勝と調子を取り戻していた。

これで、ラファエル・ナダル(スペイン)、ジョコビッチ、フェデラー、ダニール・メドベージェフ(ロシア)、ドミニク・ティーム(オーストリア)、ステファノス・チチパス(ギリシャ)、そしてズベレフの7名が出場権を獲得し、残る枠は1名となった。

滑り込む可能性が残っているのは、マッテオ・ベレッティーニ(イタリア)、ガエル・モンフィス(フランス)、スタン・ワウリンカ(スイス)、アレックス・デミノー(オーストラリア)の4名だ。

ベレッティーニは2回戦で敗れたものの最終戦ランキングで8位となっており、他の選手の結果を待っている状態。残りの3名はこの「ATP1000 パリ」で好成績を収めるとベレッティーニを逆転する可能性がある。

残り1枠を誰が獲得するかも要注目だ。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2018年「Nitto ATPファイナルズ」優勝セレモニーでのズベレフ

(Photo by Julian Finney/Getty Images)