<写真・得点を決め、仲間とハイタッチをする瀧下>  10月20日、佛教大学紫野キャンパス体育館にて、2019年度関西大学バレーボール連盟秋季リーグ戦女子2部最終戦が行われ、関学は大院大にセットカウント3-1で勝利した。 試合の流れが激しく入…


<写真・得点を決め、仲間とハイタッチをする瀧下>

 

 10月20日、佛教大学紫野キャンパス体育館にて、2019年度関西大学バレーボール連盟秋季リーグ戦女子2部最終戦が行われ、関学は大院大にセットカウント3-1で勝利した。

 試合の流れが激しく入れ替わった。第1セット、WS佃友(人2)が徹底的にマークされる中でもしっかりスパイクを決め切り、緊迫したラリー戦が続いた。6-6から4連続失点するも、すぐにばん回。セット終盤まで、拮抗(きっこう)するも、先に流れをつかんだのは関学だった。WS桑岡(社3)のスパイクが3本連続で決まると、21-19。関学がセットポイントを取り、セット獲得かと思われたが、巻き返しをくらい24-25。絶体絶命のピンチをWS福井(社1)のスパイクで切り抜けると、3連続得点。27-25でセットを取り切った。勢いに乗りたかった第2セットだが、序盤から連続失点が断ち切れない。3点を追いかける展開でセットは終盤へ。14-18からまたも、4連続失点を喫し、完全に相手に流れを渡した。18-25でセットカウントは1-1。続く第3セットは、第2セットとは真逆の展開となった。福井の相手ブロックを恐れないスパイクで得点を重ねると、5-0。第3セットで本日初のスタメンとなったWS瀧下(社2)のスパイクもチームを勢い付けた。15-13からは、MB有元(教4)の速攻を含む7連続得点。いい流れのまま、第3セットは25-15。勝利に王手をかけた。第4セットは、関学が徐々に点差を広げた。中盤で3点のリードをつくると、19-16からピンチサーバー山畑(商2)のサービスエースを含む3連続得点。終盤で相手に巻き返されるも、最後は有元がスパイクを決め切り、25-23で勝利を決めた。この結果、関学は秋季リーグ戦3位となった。

    次戦は11月9日、2019年度関西バレーボール大学男女選手権大会が行われる。

 

試合後のコメント

有元里織主将コメント「1部昇格がなくなり、きょうは楽しむしかないと思っていた。とりあえず声を出して、改めてみんなを信じることを意識した。とりあえず勝てたことは良かったと思う。メンバーチェンジも多かったが、よくみんなも頑張ってくれた。リーグを通してずっとできなかった、やるべきことをするということが少しはできたので、きょうの勝利につながったと思う。まだ詰めようと思ったらできることは山ほどある。これからは、強みを伸ばすだけではなく、自分たちに足りないものを身につける練習をしていきたい」