<写真・勝利の瞬間、ベンチで歓喜の声を上げる選手たち> 10月19日、 東和薬品RACTABドームにて令和元年度関西女子学生バスケットボールリーグ戦2巡目の初戦が行われた。関学は武庫女大と対戦し、60-53で勝利した。   リーグ戦1巡目を…


<写真・勝利の瞬間、ベンチで歓喜の声を上げる選手たち>

 10月19日、 東和薬品RACTABドームにて令和元年度関西女子学生バスケットボールリーグ戦2巡目の初戦が行われた。関学は武庫女大と対戦し、60-53で勝利した。

   リーグ戦1巡目を4位で折り返した関学。1巡目で2年ぶりに撃破した武庫女大と対戦した。第1クオーター(Q)では、C水谷(文3)のシュートで先制すると、開始6分までに4点をリードした。しかし、ここから武庫女大の猛反撃を受けた。関学の守備連携が乱れる間に3点シュート2本を含む、12失点。14ー22と8点ビハインドで第1Qを終えた。第2Qでは、互いに一歩も譲らない接戦に。関学は水谷が相手ディフェンスに競り勝ち、次々に得点。さらにF井上(文4)の3点シュートで勢いづいた。しかし、終了間際に再びディフェンスのミスから流れを奪われ、逆転はできず。31-36と点差を詰め、前半を折り返した。第3Qでは、関学が主導権を握った。開始直後に失点するも、徹底したマークで相手にシュートを打たせない。相手はファウルを重ね、関学が流れを奪った。開始5分40秒から、PG山下(法2)、SG前野(国2)の連続得点でついに逆転。終了1分前に同点に追いつかれるも、残り1秒で前野の3点シュートが決まり、45-42で終えた。迎えた最終Q。開始からいきなり相手に3点シュートを決められ同点とされるも、直後に水谷、前野の3連続得点で流れを引き戻した。しかし、残り2分で、バスケットカウントを献上し、2点差に。それでも、直後に山下が3点シュートを沈め、相手を再び突き放した。武庫女大の猛攻を振り切り、60ー53で勝利。1巡目に続いて武庫女大を下し、2巡目は白星発進となった。

 次戦はあす、11時より立命館大学衣笠キャンパスにて同大会2巡目の第2戦が行われ、関学は園田女大と対戦する。

試合後のコメント

井上桃子主将「相手が1巡目で自分たちよりも順位が下で、2巡目はより立ち向かってくるとわかっていた。そこで自分たちがチャレンジャーとして絶対に勝って、1巡目の勝利が自分たちの実力だったと証明できたのは良かった。出だしが悪かったが、そこから切り替えて、盛り返していけるのは、リーグ戦を通して力がついてきた部分。やってきたことは1巡目とあまり変わらないが、この1週間は声を出すことにフォーカスしてやってきた。味方のコミュニケーションなど、ずっと出し続けることをやってきて、そこが最終Qのディフェンスにつながったと思う。やはり、自分たちも含めて、どのチームも1巡目から大幅な変更はない。やることを読まれている中で、どう戦うかが、2巡目の難しさだと改めて感じた。あすも絶対に勝たないといけない試合。ディフェンスからブレイクして、リズムをつかんで、40分間自分たちのペースで試合をしたい」