パラスポーツの“今”をお届けするスペシャルムック『パラリンピックジャンプ』(「週刊ヤングジャンプ」と「Sportiva」が共同編集/協力:パラサポ)のVOL.3発刊記念スペシャルコンテンツを、パラサポWEBで配信します。

西九州大学に在籍してる桃子ちゃんは、生活も練習も佐賀県。

梅雨の最中、天気の不安を抱えつつ、お邪魔しました。

予報がウソのような晴天の中、うだるようなコート。

「私、雨女なんです」って言ってたけど

令和の桃子ちゃん、持ってるね(笑)。

ひとり爽やか&真っ黒で健康的な笑顔を纏い

的確なショットをフォア、バック、ボレーと続けてくれた。

信頼するコーチとのラリーはシャッターを切る手を止めて

ついつい見惚れてしまいました。

溢れ出す汗が、キラキラとより輝いて美しく見えた。

自在に動き、汗をかき、力の限りを尽くす彼女へのご褒美は

東京パラリンピックで!

きっと歓喜のシャワーが待っている!

Don’t give up! So you are amazing!

細野晋司

1963年生まれ、岐阜県揖斐川町出身。

http://www.hosonoshinji.com

車いすテニス

ツーバウンドでの返球が認められていること以外、一般のテニスとほぼ同じルールで試合が行われる。コートの広さやネットの高さも同じでラケットやボールなどの用具も同じものを使用する。試合は3セットマッチ(2セット先取で勝利)で行われ、男女別のシングルスとダブルスに、三肢まひ以上の選手が参加する男女混合のクアードクラス(シングルス、ダブルス)がある。トップレベルの選手はプロとして世界の大会を転戦している。

コーチ、車いすテニスのことなんて何にも知らなかったのに

いつのまにか巻き込んでごめんなさい。

最初は何度も「見たことないから無理」って断ってましたね。

あの時、私は「わかりました」って帰ってたけど、

また次の日に「お願いします」って伺ってました。

実は断られてるって気が付いてなかったんですよ(笑)。

最後は「大阪の大会があって、それに出たいけど誰も練習してくれる人がいない」って言ったんです。すごく必死に!

コーチは覚えてるかなぁ。

そしたら「しょうがないねえ。でも何やったらいいかわかんないよ」

って言いながら、手探りで練習してくれました。

その甲斐あってか初めて出た大会で準優勝しちゃって、

そこからなし崩して今に至るみたいな……なし崩してすいません(笑)。

最後にコーチ、これからも二人三脚で頑張りたいです。

他のコーチとだったら続けてないかもしれないし。

口は悪いけど信頼してるんですよ。

でもひとついいですか? 声が大きすぎるのを直して欲しい。

作戦とか小声で話すべき大事な話、

実は周りにだだ漏れだって知ってましたか?

とはいえ、コーチは喋れなくなったら死んじゃうんでしょう?

静かにすることが最も苦手だもんね。

なので…まぁいっか、しょうがないよね(笑)。

あ、もうひとつ!

やっぱりもう少し痩せて、健康に気を配ってください。

そして来年は東京2020、お互いに頑張りましょう!

これからもよろしくお願いします!

桃子より

 

1995年8月24日生まれ、栃木県出身。

西九州大学健康福祉学部スポーツ健康福祉学科。

[所属]株式会社かんぽ生命保険

小3からテニスを始め、高校時代はインターハイにも出場。高校卒業後、入退院を繰り返し徐々に車いす生活に。

車いすテニスを本格的に始めてから、まだわずか3年ながら昨年のアジアパラ銅メダルを獲得した。

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photo by SHINJI HOSONO

※本記事は『パラリンピックジャンプ』編集部協力のもと掲載しています。