1イニング10得点はポストシーズン最多タイ カージナルス 13-1 ブレーブス(地区シリーズ・日本時間10日・アトランタ)  ナ・リーグの地区シリーズ第5戦が9日(日本時間10日)に各地で行われ、カージナルスは敵地で行われたブレーブス戦の初…

1イニング10得点はポストシーズン最多タイ

カージナルス 13-1 ブレーブス(地区シリーズ・日本時間10日・アトランタ)

 ナ・リーグの地区シリーズ第5戦が9日(日本時間10日)に各地で行われ、カージナルスは敵地で行われたブレーブス戦の初回にポストシーズン史上初となる10得点。11安打13得点を挙げ、11日(同12日)からのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

 初回の猛攻で決めた。先頭・ファウラーの四球、ゴールドシュミットの遊撃内野安打などで1死一、三塁とすると、オズナの右前適時打で先制。さらに敵失で満塁とすると、カーペンターの押し出し四球、エドマンの右翼線2点二塁打が飛び出した。同満塁からは投手フラハーティが2番手フリードから押し出し四球。その後もファウラー、ウォンの2者連続2点二塁打、ゴールドシュミットの右犠飛など打者14人の猛攻で5安打4四球、10点を奪った。「スタッツ・バイ・スタッツ」によると、1イニング10得点はポストシーズンタイ記録で、1929年アスレチックス、1968年タイガース、2002年エンゼルス以来4度目だ。

 2回にデヨングの適時二塁打、3回にはベイダー、デヨングの適時打で突き放した。先発のフラハーティは6回4安打1失点。ポストシーズン初勝利を挙げた。

 ブレーブスは先発のフォルタネビッチが0回1/3で3安打3四球で7失点(自責6)でKO。4日の第2戦で7回3安打無失点と好投してポストシーズン初勝利を挙げていたが、まさかの背信の投球となった。打線は6安打1得点に終わった。(Full-Count編集部)