両リーグ一番乗りでリーグ優勝決定シリーズ進出「とりあえず1つ終わってホッとしました」

ヤンキース 5-1 ツインズ(地区シリーズ・日本時間8日・ミネソタ)

 ヤンキースは7日(日本時間8日)、敵地で行われたツインズとのア・リーグ地区シリーズ第3戦に5-1で快勝し、3連勝で2年ぶりのリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。第2戦で5回1失点と好投し、自身ポストシーズン(PS)4勝目を挙げてチームに大きく貢献した田中将大投手も、今季2度目のシャンパンファイトで歓喜。「ホッとしましたけど、まだまだ続く」と悲願のワールドシリーズ制覇へ前を見据えた。

 2連勝で敵地に乗り込んだヤンキースは、2回1死からトーレスのPS初アーチとなる1号ソロで先制。3回にガードナーの左前適時打で加点すると、7回にはグレゴリアスが右翼線適時打。さらに、9回には途中出場のメイビンの左越え1号ソロ、グレゴリアスの右前適時打で突き放し、試合を決めた。2004年から続くポストシーズンでのツインズ戦の連勝は「13」に。両リーグ一番乗りでリーグ優勝決定シリーズ進出を決めた。

 田中は本拠地で行われた第2戦で5回1失点と快投。スプリット、スライダーでMLB史上最多のシーズン307本塁打を記録したツインズ打線を封じた。今年も10月での勝負強さを見せ、PS通算4勝目をマーク。5試合以上に先発している投手の中で、通算防御率1.54は史上5位、そして被打率.164は史上1位。PS初登板から先発6試合連続で2失点以下は史上2人目で、1965年のワールドシリーズでMVPに輝いたドジャースのサンディ・コーファックス以来の快挙だ。

 試合後にシャンパンファイトで勝利の美酒に酔った田中は、テレビインタビューで「しっかり3試合で決めることもできたので、日程的にも余裕ができましたし、またしっかり次のシリーズに向けて調整していきたいです」と淡々と話した。大黒柱の一人としてチームを牽引しているが「なんであれ自分がマウンドに上がった時にしっかりと自分の役割、仕事ができればいいと思うので、そこだけしっかり集中してやれたらと思います」とした上で「とりあえず1つ終わってホッとしましたけど、まだまだ続くので、しっかりと継続してやっていかないといけないと思います」と世界一への長い道のりを見据えた。

 リーグ優勝決定シリーズの相手は、まだアストロズになるかレイズになるか分からないが「(登板が)どういうふうになるかわからないですけど、いかようにも対応できるようにしっかりと自分にできること、自分に必要なことを最優先にして準備できればと思います」と気を引き締めていた。自身初のワールドシリーズ進出がかかるリーグ優勝決定シリーズは12日(同13日)に開幕する。(Full-Count編集部)