期待は裏切りません-。

 スポーツ真っ盛りの秋。5日の夜は、日本中が歓喜に酔いしれた。ラグビーW杯では、日本がサモアに勝って開幕3連勝。深夜に行われた世界陸上ドーハ大会では、400メートルリレーで日本男子がアジア新記録をマークして銅メダルを獲得。まさに「サタデー・ナイト・フィーバー」だった。

ハリさん、ラグビーの結果には…

 

 翌朝、TBS系「サンデーモーニング」スポーツコーナーのご意見番でおなじみの張本勲氏(79=通称ハリさん)が登場。ゲストには元新日鉄釜石のラガーマン松尾雄治氏(65)、マラソンランナーで活躍した宗猛氏(66=旭化成陸上部総監督)。昭和の香りが充満するスタジオに、ただならぬ雰囲気が漂う。

 ラグビー日本のコメントを求められたハリさんは「まだ喜んでられないよ。8強まで行ってもらわないと」とゲキを飛ばす。次戦スコットランド戦を見据え「今回は勝つと思いました、格下だから。次だよ、問題は。格上だから」と期待をこめた。

 松尾氏が「本当に強くなった。相手に走られると体が大きくて止められないから、走る前にみんなで止めて、それがうまくいっている」と勝因を分析した。

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ハリさん、世界陸上リレーの結果には…

 ウォーミングアップはここまでだった。話題は世界陸上のリレーへと移り、宗猛氏が「あっぱれですね」と言うと、「ハリさんは優勝しないと、あっぱれあげないから」と司会の関口宏氏。

 するとフリにこたえるように、ハリさんは「2位もビリも同じだから」と日本の銅メダルをバッサリと斬り捨ててしまった。

 フォローするように松尾氏が「すごいですよね。自分たちの記録を出して、この結果ですから」。続けて宗猛氏は「今はいろんな国が日本のバトン技術を見習って相当練習してきている」などと分析を語ってみても、あとの祭り。

 結局、頭に残るのはハリさんの「2位もビリも同じ」という元も子もない発言。ネットには当然のように批判の声があふれた。

ネット上の反応は…

 「優勝しなきゃ意味がないって、野球じゃないんだから」

 「自分が勉強していないスポーツのことは、適当すぎて腹が立つ」

 「リレーに感動したのに、朝から気分が悪くなった。見なければよかった」

 そう、いやならテレビを見なければいいだけの話。でも、ハリさんが何を言うかが気になってついつい見てしまう。脇を説得力のあるその道の専門家で固めようが、『毒』が中和されることはない。今回もきっちり? 日本男子リレーの快挙に水を差した。

 放送すれば必ず『爪痕』を残し、良くも悪くもお茶の間に話題を提供するコメント力は「あっぱれ」という他ない。番組を盛り上げるリップサービスなのか、天然なのかは、わからない。ただ1つ確かなことは、オンリーワンの存在感は今後も増すばかり、ということだ。

※健康、ダイエット、運動等の方法、メソッドに関しては、あくまでも取材対象者の個人的な意見、ノウハウで、必ず効果がある事を保証するものではありません。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]