<写真・7年ぶりにベスト4入りを果たした女子団体組手競技の選手たち> 10月6日、大阪商業大学体育館にて、第62回全関西大学空手道選手権大会が行われた。 組手競技では、男子が1回戦で関大と対戦。先鋒の児見山(商3)が3-0で勝利し順調に滑り…


<写真・7年ぶりにベスト4入りを果たした女子団体組手競技の選手たち>

 10月6日、大阪商業大学体育館にて、第62回全関西大学空手道選手権大会が行われた。

 組手競技では、男子が1回戦で関大と対戦。先鋒の児見山(商3)が3-0で勝利し順調に滑り出すも、チームで流れをつかみ切れず。勝負は大将戦までもつれ込んだが、最後は橋本(社3)が0-6と惨敗した。2勝3敗で、全日本大会出場権と1部残留を懸けた敗者復活戦へ。敗者復活戦では、全員がしっかりと実力を発揮し、3勝1分で佛教大に勝利した。女子組手競技は2回戦からの出場。2回戦では立命大に難なく勝利し、3回戦で4強常連校の天理大と対戦した。先鋒の中村(国2)が引き分けに持ち込むと、中堅の有内が終盤に追い討ちをかけ、2-0で勝利。大将の才之神(商2)は敗北するも、総ポイント数で上回り強豪を撃破した。昨年度準優勝校の京産大と準決勝で激突。先鋒中村が大差で敗北したが、中堅有内がロースコアのゲームを制し勝利。大将戦では、才之神が中盤まで粘るも、最後は相手に突きで攻められ敗北。7年ぶりの4強入りとなった。また、佐藤(文3)、児見山、重山(人2)が出場した男子形競技では20.8点で予選敗退となった。

 きょうの結果をもって、男子組手競技と女子組手競技の全日本大会出場が決定した。

 次戦は、11月10日に、愛知県スカイホール豊田にて、第63回全日本大学空手道選手権大会が行われる。

男子組手競技

1回戦(対関大)

先鋒 児見山 ☆3-0

次鋒 大黒(社2) ★0-1

中堅 片岡(経3) ☆1-0

副将 山崎(社4) ★0-2

大将 橋本 ★0-6

敗者復活戦(対佛教大)

先鋒 児見山 △0-0

次鋒 橋本 ☆1-0

中堅 重山 ☆3-0

副将 大黒 ☆3-0

大将 行われず

女子組手競技

2回戦(対立命大)

先鋒 才之神 ☆4-3

中堅 有内 ☆5-0

大将 森田(商4)☆6-0(不戦勝)

3回戦(対天理大)

先鋒 中村(国2)△0-0

中堅 有内 ☆2-0

大将 才之神 ★3-3(先制されたため)

準決勝(対京産大)

先鋒 中村 ★0-6

中堅 有内 ☆2-1

大将 才之神 ★2-5

試合後のコメント


山崎宗之主将「とりあえず、インカレへの出場が決まって良かった。1回戦では関大に団体戦で負けた。次は、実力ある相手でも練習通り戦えるようにしたい。全日本の目標はベスト8。自分は最後の試合になるので、勝つ前提で楽しくできたらいいなと思う」

女子団体組手競技で3勝を挙げた有内和来「みんながそれぞれの役割を把握して、チームとして戦えた結果だと思う。自分は、負けるとチームの勝敗に関わる真ん中の役目だったが、集中して勝ち切ることができた。目標はベスト4だったので、達成できてうれしい。全日本大会は、昨年は初戦で敗退。悔しいと思う前にあっさりと負けてしまった。今年こそは、チームみんなで初戦を突破したい」