前節は先制されるも結果としては4得点で勝利を収めた慶大。今回は3位で昇格を争う日体大と対戦した。16分に佐藤海徳(政4・桐光学園)のクロスを福本拓海(環4・済美)が押し込み早い時間帯で先制すると、26分にはパスをつないだ攻撃陣にPAに走り込む八田和己(総4・桐蔭学園)が決め追加点。さらに後半に入り好調を維持している松岡瑠夢(総3・FC東京ユース)が68分にリードを広げる得点を決める。守備では日体大に攻め込まれるシーンも見られたが、最後までゴールを守りきりリーグ昇格をたぐり寄せる勝ち点3を獲得した。

2019/10/5(土)11:30ko @葛飾区奥戸総合スポーツセンター

【スコア】
慶應義塾大学 3-0 日本体育大学

【得点者】
1-0 16分 福本拓海(慶應義塾大学)
2-0 26分 八田和己(慶應義塾大学)
3-0 68分 松岡瑠夢(慶應義塾大学)

◇慶大出場選手
GK田原智司(環3・静岡学園)
DF酒井綜一郎(政2・慶應義塾)
DF沼崎和弥(商4・暁星)
DF野村京平(総4・國學院久我山)
MF八田和己(総4・桐蔭学園)
MF落合祥也(商4・横浜FCユース)
MF松岡瑠夢(総3・FC東京ユース)
MF橋本健人(総2・横浜FCユース)→89分内桶峻(政3・國學院久我山)
MF佐藤海徳(政4・桐光学園)
MF福本拓海(環4・済美)→69分山田盛央(総4・藤枝東)
FW多嶋田雅司(商4・國學院久我山)→ 85分立石修也(経3・慶應義塾湘南藤沢)

前半は慶大の多彩で積極的な攻撃が目立つ。試合開始後、早速5分に慶大はチャンスを作る。スローインのボールを受け取った松岡はそのまま相手DFをかわしながら単独でゴール前へ詰め、そのままシュートを放つがキーパーに弾かれてしまう。そのこぼれ球を今度は福本がリトライして直接ゴールを狙うも惜しくも外れてしまう。その後16分、佐藤のクロスパスに冷静にタイミングを合わせた福本が押し込み、今度こそ先制弾を決めた。


先制点を決める福本

先制点を挙げて勢いをつけた慶大の攻撃はここで終わらない。26分、今度はチームで細かいパスをつないでゴール前に詰めてきた中、福本からノーマークの八田にボールが渡り、そのまま正確にシュートを決めて貴重な追加点を奪った。その後40分、佐藤のFK直後にゴール前に走り込んだ八田がそのままボールを押し込み得点を試みるも惜しくも外れてしまった。前半は多彩かつ精緻なプレーで観客を魅了しながら、ピンチの場面ではDF陣の度重なる活躍で危機を切り抜け、守護神・田原智司(環3・静岡学園)の安定感のある守備で相手の得点を許さず、2-0で終了した。

後半になっても荒鷲軍団は安定感のあるサッカーを見せる。両サイドでボールを展開することでチャンスを演出する。49分には橋本健人(総2・横浜FCユース)のインターセプトでボールを奪取、61分には中盤付近でボールを受けた松岡が一人でボールを持ち込みチャンスを作り出すも追加点とはならず。そして68分、勝利をたぐり寄せるゴールが生まれる。福本が中央を味方を経由してボールを受けた左サイドの橋本がゴール付近へのクロスを上げると松岡が最後は頭で合わせた。このゴールで点差を広げた慶大は日体大に攻め込まれるが再三の田原のセーブ、慶大の持ち味である運動量を生かしたディフェンスで失点を許さない。試合終盤まで集中力を切らさず無失点のまま試合終了。この大一番を制した慶大が昇格、優勝にまた一歩前進した。


リーグトップのアシスト記録する橋本

淺海友峰監督はこの勝利を「出来すぎ」と振り返り、油断を許さない。ただこれまでの前半での失点、リード後の失点という展開とは異なり無失点で試合を締め、9月には達成出来なかった無失点試合をこの大一番で成し遂げたのは非常に大きいだろう。さらに冴え渡る田原のセーブ、好調を維持している松岡などプラズ材料も多い。これからの戦いも油断をせずに全力で戦い続ける。

(記事:菅原千尋、室留裕介 写真:室留裕介)

淺海友峰監督

--試合を振り返って

結果は出来すぎかなと思います。やられた部分も結構ありましたし、修正点も多かったなと思います。

--両サイドからチャンスを作り出していましたが、両サイドの攻撃について
やっぱりクロスの質が高ければ得点に直結するというのは改めて実感しました。

--3位の日体大に勝利しました。リーグ優勝、昇格について
今日の試合見ていただいてわかるように本当に力の差があるわけではないので、目の前の相手を全力でリスペクトして全力で戦いたいです。その先にあるのが昇格だと思うので。まだうちには先の区分のことを見越せる余裕はないと思います。

--次の試合に向けて
産能大さんも3バックだったり特徴のある、ボールを持った時に怖い相手なので、しっかりとリスペクトをして全員で全力で勝ち点3をもぎ取れるように準備していきたいです。

佐藤海徳(政4・桐光学園

――最初の得点シーンを振り返って

あまり狙っていた形では無くて。たまたま背後に落ちたボールが届いて、ファーを狙って蹴ったボールが上手く相手が落下地点をミスして、上手くタク(福本拓海=環4・済美)のところにボールが行ったという感じですね。あとはタクがよく決めてくれたと思います。

――本日のご自身とチームのパフォーマンスに関して

戦い方としては自分たちがやろうとしていたことをやれたので良かったと思います。ただ、もっと最後の質であったり守備でもっとついて行くというところは課題だったのかなと思います。

――目標としていた無失点試合を達成されましたが

それは良かったと思います。それは9月の目標で、10月になってまた新しく目標を立てて。それは関東リーグの平均失点を1以下にするという目標がなのですが、今15試合で15失点で平均1以下なのであと10月の3試合これをキープして行きたいなと思います。

――次節に向けて

今日が土曜日ということで、(次節まで)いつもより1日多いので一回リフレッシュして三連勝したいと思います。産能大も良いチームで、僕たちは3ー4ー3のフォーメーションを敷いてくる相手に勝とうというのがテーマになっているのでそこもクリアして、また自身成長していければなと思います。

八田和己(総4・桐蔭学園)

--試合を振り返って
無失点で勝てたことが一番大きかったかなと思います。

--2点目の得点について、意識したことや瞬間に感じたことがあれば教えてください
日体大はマイナスのクロスが空くということを、リサーチ部門がしっかりリサーチしてくれていたので、意識的にマイナスのところに走り込むように意識していて、最後は雅司(多嶋田雅司=商4・國學院久我山)がスルーしてくれたんですけど、しっかりと声出してスルーしてくれたので、すごいそこはよかったなと思います。

--次の試合に向けての意気込みをお願いします
とにかくこの10月の4戦で勝ち点40台に乗せていくことを意識してやっていくので、一つも落とせないと思うので、次もしっかり無失点で勝てるように頑張っていきたいと思います。

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