28日、FIBA 女子アジアカップ 2019 決勝トーナメント準決勝において、日本は難敵オーストラリアを破り、4連覇へ向け決勝進出を決めている。 アジアカップで好発進をみせている女子バスケ日本代表メンバー、優勝を目指しチーム一丸と戦うなか…

28日、FIBA 女子アジアカップ 2019 決勝トーナメント準決勝において、日本は難敵オーストラリアを破り、4連覇へ向け決勝進出を決めている。

アジアカップで好発進をみせている女子バスケ日本代表メンバー、優勝を目指しチーム一丸と戦うなか29日、JBAから以下のプレスリリースが公開された。

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次戦予定:2019年9月29 日(日) 17:45 (日本時間 21:15) 試合開始予定

決勝トーナメント 決勝:女子日本代表 vs 女子中国代表(FIBA Rk.7 位)

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現在インド・バンガロールにおいて開催中の 「FIBA 女子アジアカップ 2019」 は、昨夜、決勝トーナメント 準決勝が行われ、B組 2位のオーストラリアと対戦。76-64 でオーストラリアを下し、決勝に進出いたしました。大 会 4 連覇へ向けた決勝の相手は中国となり、今晩、決勝が行われます。

つきましては、オーストラリア戦の試合結果について、以下のとおり、お知らせいたします。

 FIBA 女子アジアカップ 2019 決勝トーナメント準決勝: 女子日本代表 vs 女子オーストラリア代表

対戦結果:女子日本代表(FIBA Rk.10 位) ○ 76 - 64 ● 女子オーストラリア代表(同 3 位) (15-23、20-5、17-20、24-16)

準決勝:2019年9月28日(土) 17:45 (日本時間 21:15)試合開始 会場:インド・バンガロール Kanteerava Indoor Stadium

試合後コメント 

■女子日本代表チーム ホーバス・トムHC(ヘッドコーチ)

「今日の試合は長かった感じがしました。出だしは良くなかったですが、でもみんながすごくガマンしてくれま した。第 2 クォーターからしっかりアジャストし、チームディフェンスが効きました。ベンチメンバーの活躍が非 常に大きかったです。 前半は我々のバスケットが全然できていませんでしたが、それでも 7 点差ほどリードし ていたので、『このまま最後まで行こう』 とハーフタイム時に言って選手を後半に送り出しました。そこからみ んな自信を持ってプレーしてくれました」

トムHCは手応えを感じているアジア杯

■ 女子日本代表チーム #10 渡嘉敷来夢選手 (JX-ENEOS サンフラワーズ) 

「(大きな選手がいるオーストラリアが相手だったので)個人的にはディフェンスとボックスアウトをがんばれ ば、他のみんながどうにかしてくれるのではないかと思っていました。オーストラリアも自分のことを気にかけ てくれていると思ったので、こじ開けるチャンスを狙っていましたが、あんまり点数を決めることはできませんで した。リバウンドでは、『自分がボックスアウトをするから絶対に獲りに来て』 と他の選手にも言っていました。 本当にチームのみんなと良いバスケットができました。やっぱり勝つのは気持ち良いですね」

■ 女子日本代表チーム #14 本川紗奈生 選手 (シャンソン化粧品 シャンソン V マジック) 

「シックスマンとして今何をしなければいけないかをベンチから見たときに、走るプレーや周りを生かすプレー でどうやって流れをつかむかを考えて今日も出ました。自分の役割として、短い時間、かつ要所でしか出な いと思っていたので、どこかでドライブを決めていきたいとは思っていました。今日は 3 ポイントシュートよりも ドライブで攻めることを意識して、狙っていました」 ■ 女子日本代表チーム #15 本橋 菜子 選手 (東京羽田ヴィッキーズ) 「勢いに乗っているときは、空いていたら思いっきりシュートを打つことはできていたのですが、一つひとつを 冷静に考えると、あの場面ではシュートは打たないでドライブに行ったほうが良かったななどと、まだまだ判断 が甘いところはあります。ただ、今日は日本に勢いがあったので崩れなかったです。もっと劣勢になったとき はその判断をしっかりしていかないと、今日は点差が離れていたから良かったですが、苦しくなってしまうの ではないかと思い、今後修正していきたいです」

■ 女子日本代表チーム #52 宮澤 夕貴 選手 (JX-ENEOS サンフラワーズ) 

「流れが悪いときにガマンをして自分たちのペースになったので、それはチームとして良かったです。いつも はリバウンドで海外を相手に負けてしまう部分を、オフェンスリバウンド(16:12 本)でもディフェンスリバウン ド(36:33 本)でも今回はオーストラリアを上回ることができました。個人としては、前半は韓国戦みたいにシ ュートが入らなかったですが、後半は自分を信じて、仲間を信じて打ったことでしっかり決めることができて良 かったです」

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日本時間今夜、いよいよ決勝の舞台へ挑む女子バスケ日本代表。

運命の瞬間は、数時間後に迫ってきた。

文/ スポーツブル編集部