写真=Getty Images

東京オリンピック出場についても言及

9月27日、レイカーズはメディアデイを実施し、レブロン・ジェームズがメディアとの質疑に応じた。

キャリア2年目の2004-05シーズン以来、14年ぶりにプレーオフ進出を逃したレブロンは、久々の長いオフを満喫。主演映画の『スペースジャム2』の撮影と並行して新シーズンに向けたトレーニングを続けてきた。

休みの間もプレーオフの全試合を見たと語ったレブロンは、アンソニー・デイビスとのチームについて聞かれた際、「近道はない」とコメント。「自分たちが取るべきアプローチは、日々お互いのベストを引き出すこと。明日の練習、つまりトレーニングキャンプ初日からすべてが始まる。最終的な目標がどういうものになるかはまだ分からない。でも、近道はないんだ」

「コーチングスタッフから学び、お互いを知ることも大事だ。僕たちは新チームだからね。再契約した選手もいれば、新たな顔ぶれだっている。近道をせずに、できるだけ早くチームになることが何よりも重要だよ」

また、レブロンは球団に新たなパートナーのデイビスを中心に据えるべきと進言した。

「今のチームに関して言えば、コーチングスタッフも変わったので、チームのオフェンスとディフェンスがどういう形になるかは分からないけれど、誰もがアンソニー・デイビスの才能を理解している。彼がコートにいる時に、彼を中心にしてプレーしない理由が見当たらない。それだけ素晴らしい選手だからね。どのプレーでも彼に任せるということにはならないだろうけれど、僕たちにはそういう強みもある、ということ。彼は相手がダブルチームで対応する選手。そうなれば数的優位に立てるわけで、自分も含めて他の選手にとって有利な状況が生まれるよ」

レブロンが加入した昨年、周囲はレイカーズのプレーオフ進出を最低目標に設定した。だが、負傷者、トレードの噂などでチーム内が混乱し、最終的に37勝45敗で西カンファレンス10位という結果に終わった。失敗とみなされたこの結果を受けて、あらためてレイカーズファンに力を証明する必要があるかと問われると、レブロンは「モチベーションは高い」と返答。そして、この夏にあまり世間に向けて発信してこなかった理由を述べた。

「ただ、今はあまり言葉にしたいと思うモードではない。この夏、静かにしていたのには理由がある。僕の母はいつだってこう言っていた。『口で言うのではなく、実際にやって証明しなさい』とね」

質疑の終盤には、2020年の東京オリンピック出場に関する質問もあった。レブロンは、少し間を置いて「出たいとは思う。だけど、まずは良好なコンディションを維持することが大事」と答えたが、出場に関する明言は避けた。そして、アメリカ代表が7位で終わったバスケワールドカップについても触れ、こう続けた。

「今回のワールドカップの結果には満足していない。出場した選手はみんな兄弟のような関係性で、彼らは力を尽くしたと思う。期待された結果には届かなかったけれど、僕は一人ひとりの選手、それから代表のコーチングスタッフを誇りに思っているよ。でも、僕たちにとっての定位置ではなかったけどね」

「シーズンがどう進むか次第だけど、どこかのタイミングで意思表示をさせてもらうつもりだよ。コーチ・ポップ(グレッグ・ポポビッチ)と代表の方向性について話す機会を設けたいからね。それでも、僕はいつだって赤、白、青の力を信じているさ」

新チームのケミストリー、競争力がさらに増した西の争い、そして来年のオリンピックと、レブロンの周辺は再び賑やかになる。彼にとって17年目のシーズンが、いよいよスタートする。