日本ハムの栗山英樹監督が21日のソフトバンク戦(札幌ドーム)の試合前に“珍要求”を出した。■SB柳田の天井直撃マルチ二塁打の“責任”は天井の吸音板にあり? 日本ハムの栗山英樹監督が21日のソフトバンク戦(札幌ドーム)の試合前に“珍要求”を出…
日本ハムの栗山英樹監督が21日のソフトバンク戦(札幌ドーム)の試合前に“珍要求”を出した。
■SB柳田の天井直撃マルチ二塁打の“責任”は天井の吸音板にあり?
日本ハムの栗山英樹監督が21日のソフトバンク戦(札幌ドーム)の試合前に“珍要求”を出した。
お題はソフトバンク・柳田の「天井直撃マルチ二塁打」について。20日の首位攻防第2戦(札幌ドーム)では、柳田の打球が初回、5回と高さ68メートルにある「吸音板」という8センチの空間を通り抜けた。初回は田中賢、5回はレアードが捕球したが、球場ルールにより二塁打となった。
札幌ドームでは、打球が天井に跳ね返って捕球されればアウトになるが、いったん吸音板の隙間に入り込んで打球が落ちてきた場合は二塁打となる。栗山監督は冗談っぽく球場関係者へ“お願い”を出した。
「『あれを外してくれ』と。これだと(柳田の打球は)全部が入ってしまう。(吸音板をなくして)天井に当たって取ったらアウトでしょ。だったら、『外してよ』と。あれだけ(柳田の打球に)スピードがあって、あれだけ(吸音板が)柔らかい素材で出来ていたら打球が全部入ってしまう」
柳田の驚愕のパワーは誰も認めるところ。いずれも得点に絡むことはなかったが、この2本が先発・高梨の首を絞めたのは事実だ。チームは首位攻防戦でまさかの2連敗。それでも、栗山監督は第3戦へ気持ちを奮い立たせた。
「もういくしかないので。まだまだここから。最後に勝っていればいい。去年は別として、優勝するのは大変と経験している。そんなに簡単に優勝できない」
チームを動かす栗山監督の熱い気持ちは、球場関係者を動かすか。