楽天―西武24  8回西武2死満塁、代打メヒアが左中間に走者一掃の勝ち越し二塁打を放つ。捕手太田=楽天生命パーク【写真提供:共同通信社】


■メヒア(埼玉西武)
○5−3 vs東北楽天(楽天生命パーク)
打撃成績/中2③

 埼玉西武のメヒアがまたも代打で大仕事。23日の東北楽天戦の8回に登場して走者一掃の決勝打を放った。

 優勝マジック3ながら2位・福岡ソフトバンクと1ゲーム差と負けられない試合が続く埼玉西武。この日は4回に山川穂高のタイムリーで2点を先制するも、7回に先発・本田圭佑がブラッシュに同点2ランを浴びる展開。そして迎えた8回表、東北楽天の3番手・ブセニッツに対して2死から4番・中村剛也、5番・外崎修汰、6番・山川穂高がいずれも粘った末に四球を選び、3者連続フォアボールで満塁のチャンスを作ると、ここでメヒアが代打で登場した。

 「シーズン終盤の本当に負けられない試合で、自分のベストを尽くすということだけを思って打席に入った」とメヒア。初球カーブ、2球目ストレートをともに見逃して2ストライクと追い込まれるも、3球目が外角低めに外れた後の4球目、153キロの内角ストレートに鋭く反応。「2アウトだったのであそこに落ちてくれると3人とも(本塁に)還ってくれるのは分かっていた」との言葉通り、打球が詰まりながらも左中間へポトリと落ちると、一気に3人が生還。「ボールがグラウンドに落ちた瞬間は最高の気持ちだった」と力強いガッツポーズで大歓声に応えた。

 今季が来日6年目。2014年に本塁打王を獲得し、最初の3年間で計96本塁打を放ったが、2017年に19本塁打に終わると、昨季はチームが優勝する中で打率.212、9本塁打、21打点と低迷した。3年契約の最終年とされる今季も打撃低迷でスタメン落ちの日々が続いたが、この9月はこれで自身3度目の決勝打。3日前には代打でサヨナラ本塁打を放つなど、勝負強さを発揮している。

 「毎打席、自分のベストを尽くすことだけを思って打席に入っている。それがいい結果に繋がった」とメヒア。これで優勝マジックは2。マジック消滅の危機を救った頼もしき助っ人は、「残り2試合しかない。勝ち続けるしかない。明日もとにかく勝つことだけを目指して戦いたい」と力強く宣言した。