14日に開幕した東京六大学野球は、22日をもって第2週が終了した。対戦カードは東大ー慶大、立大ー法大。近年秋季リーグを制している2校が強さを見せつけた。 2017年秋季リーグを制した慶大が、赤門野球部に襲いかかった。1回戦は東大に2点を先…

14日に開幕した東京六大学野球は、22日をもって第2週が終了した。対戦カードは東大ー慶大、立大ー法大。近年秋季リーグを制している2校が強さを見せつけた。

2017年秋季リーグを制した慶大が、赤門野球部に襲いかかった。1回戦は東大に2点を先制されたものの、10安打13得点の猛攻で試合をひっくり返した。翌日の2回戦でもその勢いは止まらず、13安打10得点で終始東大を圧倒。投げては3投手の完封リレーで東大打線を封じた。敗れた東大は、投手陣が四死球を連発し試合の流れを作ることができなかった。

2018年秋季リーグで優勝を飾った法大は、早大との開幕戦2連勝で立大戦を迎えた。1回戦は立大のエース・田中誠投手と法大・朝山投手の投げ合い。緊迫した投手戦となったが、法大が相馬選手の適時打で奪った2点を守りきり、2-1で制した。続く2回戦は序盤から法大が試合をリード。先制、中押し、だめ押しとなる計5得点を奪い、開幕からの連勝を4とした。次の試合は、1週空けて春秋連覇を狙う明大との“血の法明戦”。このカードが優勝の行方を占う重要な一戦となりそうだ。

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【試合結果】
9/21(土)
東大 4-13 慶大
立大 1-2 法大

9/22(日)
法大 5-3 立大
慶大 10-0 東大

【この選手に注目】
今カードの注目選手は、法大・毛利選手。愛工大名電出身の4年生だ。立大との1回戦では、7回に試合を決定づける2点適時打を放った。宇草選手、安本選手に負けじと存在感をアピールしている背番号9が、秋連覇を狙うオレンジ打線のキーマンとなる。