◆第25回東日本女子ローラーホッケー選手権大会◆

8月11日 TUKUBAローラーホッケースタジアム

社会人チームたんぽぽの壁は高かった。0-9で大差を付けられての敗戦となったが、Aチームで必要とされているディフェンス力の強化に焦点を当て試合に臨み、Aチームの昇格に向け存在感を示した。


誰をマークするか声を掛け合いながら、引いて守った。その分、相手にボールを持たれる展開になり終始相手ペースとなってしまった。開始15秒でシュートを打たれてしまい、前半2分先制を許す。ゴール裏のスペースを上手く使われてしまう。6分左側からのミドルシュートをGK#1千葉(観2)がファインセーブ。守護神のビッグプレーが飛び出すも終始押し込まれ、ハーフラインより自陣側でプレーする時間帯が続く。前半終了間際、自陣ゴール付近で反則を犯しフリーシューを与えてしまうが、上方に外れる。跳ね返りも体を張って止め、チームを盛り立てた。
前半を0ー3で折り返す。自陣でプレーが多かった状況を木内(社4)は「回させる作戦でもあったんですけど。どこで取っていいのか分からなくて。自分たちが持って行くのが少なかったっていうのがあります。」とチームのディフェンスを振り返った。


パックを前線に運ぶ木内(社4)

後半も自陣に引き込んで我慢の時間が続く展開となった。後半1分。たんぽぽからボールを奪った#5柳沢(営2)が#3藤井(営3)との見事なパスワークでカウンターアタック。後半3分には中央でパスカットした#3藤井(営2)が自ら運び後半チーム1本目のシュートを放つなど奪ってからのカウンターでゴールに迫った。また、後半15分に左サイドで華麗なスケーティングを見せ、相手をアンクルブレイクし#6木内(社4)が敵陣に一気に持ち込むなど個人で打開する力も見られた。


相手を置き去りにして見事なスケーティングを見せる藤井(営3)

最後まで突っ込みすぎないよう声を掛け合った。パスカットやパスミス、サイドに追い込んでのプレスなど決死のディフェンスをしたが、気づけば0-9で試合終了。とはいえディフェンスの意識は最後まで継続することができた。インカレ出場に向けて守備の精度を高め、闘志を燃やす。

(8月26日 矢作峰士)

◆コメント◆

木内(社4)

-社会人チームで格上の相手に対してどのような対策をしましたか。
とりあえずBチームってこともあって、もちろんAチームよりは弱いし、スケーティングも上手くないからディフェンスだけは突っ込まない、相手に突っ込んで抜かれないシュートを打たせないように守りをとりあえず頑張ろうっていうのがあって。でもそこが私は失敗だったなと思っていて。2年生が2年生同士で連携をとって攻めにいくのが上手い選手こたちだから、(4年生からすると)もっとオフェンスのところでメインで使ってあげれば良かったなと今後悔してます。

-声かけコミュニケーションが徹底されているように見えましたが。
そうですね。声出しもそうだし意識しました。

-前半から半分より自陣でプレーする苦しい展開となりましたが。
そうですね。こうなるのは想像はできてたんですけど、敵が一人になって中に入ってきちゃうってことだけは絶対に避けたくて。ずっと回させてたのはそういう風な作戦でもあったんですけど。どこで取っていいのか分からなくて。自分たちが持っていくのが少なかったっていうのがあります。

-押し込まれる展開ではあったと思うんですが、その中でも上手くいったことや収穫はありますか。
一つは、目的がディフェンスの強化。全体的にBチームってこともあって、今Aチームで必要とされてる人がディフェンスが出来る人。オフェンスはもちろんできる必要はあるんだけど、やっぱりディフェンスが一番大事で守れる人じゃないと出させてもらえないっていうのもあって。今Aチームに入ってる人たちはそういう人たちだから。今回私は就活終わってかえって来たばっかりで練習してなかったんだけど、2年生とかにAチームに入れて無い子たちにディフェンスのシステムを覚えてかえってもらえたかなって思っていて。今回試合の中でも当たりすぎないってのは結構徹底して出来てたっていうのはAチームに入れる一つの要因でもあるし、ディフェンスが少しずつ上達してて守りがちゃんと出来てたかなと思います。

-後半の中盤で相手をアンクルブレイクしていたと思うのですがそのプレーについて。
とりあえず下まで下げたくてディフェンスが上ばっかり攻めてたからとりあえず行けるところまで下まで下げたくて。敵を下まで連れてきて、でも(スペースがなかったから)
壁に押し付けられても行くしかないから。でもそっからの展開が上手く出来なかったのがあれだったけど。とりあえず下まで行けるってのは分かった。