昨日の山梨学院大戦で12点の差をつけて勝利を収めた慶大。これまで連敗が続いていただけに、チームの雰囲気を明るくする非常に大切な1戦となった。このまま流れに乗りたい慶大、今回の相手は去年3部リーグ優勝を果たした関東学院大だ。高さのある留学生を抑え、連続白星を勝ち取ることはできたのだろうか。

2019/09/18(水) @とどろきアリーナ
第95回関東大学バスケットボールリーグ戦第8節vs関東学院大
 1Q2Q3Q4Q合計
慶大1521132372
関東学院大1713241973
◆慶大スターティングメンバ―◆
 #4 山﨑純 (総4・土浦日大)
 #5 髙田淳貴(環4・城東)
 #6 工藤翔平(政4・慶應)
 #10 岩片悠馬(環3・広尾学園)
 #14 人見快(法2・慶應志木)

第1Q、先制点を奪われ、度重なるシュートカットに苦戦する慶大。岩片が積極的にリバウンドに絡み、攻防を繰り広げる。相手に4分間得点を許さず、その間に髙田・人見と連続して3ポイントを決めるものの、慶大の苦手とするスピードのあるインサイドからのシュートで何度も得点を許してしまう。それでも残り47秒、水谷祐葵(環1・四日市工業)の3ポイントで接戦に持ち込み、2点ビハインドで第2Qに挑む。


安定した活躍を見せる髙田

第2Q、序盤に工藤・山﨑が得点を決めると、流れに乗った慶大は人見の粘り強いディフェンスからスティールや相手のターンオーバーを上手くものにし、シュートチャンスを得る。人見は攻守にわたり大活躍。岩片のアシストを受けた人見の3ポイントがチームの勢いに拍車をかける。立て続けに山﨑、水谷、髙田、甲谷勇平(環3・東山)がシュートを決め、相手を一気に突き放すと6点の逆転リードを果たし、36―30で前半を終えた。

リードを守り抜きたい第3Q。甲谷・髙田の連続得点でそのまま相手を突き放すかと思われた慶大。タイムアウト後、相手の強引ともとれるドライブからのシュートと高さを生かしたリバウンドで流れを掴まれてしまい、大量得点を許してしまう。しかし、この局面で慶大は焦らず地道に得点を重ねていく。このQ終了間際には、人見が意地のシュートを決めて49-54で最終Qへ。


攻守で健闘する甲谷

勝利を掴みたい第4Q、工藤が3ポイントを沈め、岩片も留学生相手に臆することなく、リバウンドのタイミングを合わせ果敢に連続シュートを決める。しかし、相手も3ポイントを立て続けに獲得し、激しい攻防が繰り広げられる。逆転を許した終盤、関東学院大の後を追う慶大は全員で得点を掴み取りに行くが、33秒を残して点差は4点、タイムアウトで切り替えを図る。これが功を奏し人見が得点、続けて工藤がバスケットカウントを獲得する同点シュートを決め、慶大ベンチの盛り上がりは最高潮に達する。張り詰めた空気の中、工藤の放ったボールは惜しくもリングに弾かれてしまう。すると試合終了間際、ファールで相手に2本のフリースローを与えてしまい、僅か1点差の72-73で惜しくも敗北を喫した。


頭角を表す水谷

追いつき、追い越される展開を繰り返した関東学院大との1戦。あと少しのところで連勝を逃してしまった。一方で、これまで課題として挙がっていた山﨑、髙田以外の選手が得点に貢献することを果たせた試合となったのだろう。敗れはしたものの、徐々にインサイドやオフェンスに勢いをつけてきているのも確かだ。慶大の底力でリーグ戦を戦い抜けるか、今こそ踏ん張り時だ。

(記事:佐藤有、船田千紗・写真:萬代理人)

山﨑純(総4・土浦日大)

――今日の試合を振り返って

第4Qまでいい流れで来ていてどうしても勝ちたかったですけど、最後は勝負所でミスが連続してしまいました。

――どういう対策を立てて今日の試合に臨んだか

外国人が二人いてそこで自分たちのインサイドの弱いところを攻めてくるのを分かっていたので、攻めてくるときに逆サイドからディフェンスでダブルチームに行って得点を減らすことを意識しました。

――リバウンドで苦戦する場面がありましたが

外国人選手がいて自分たちのインサイドが弱いということを分かっていたので、苦戦することは想定内でした。

――次の試合に向けての意気込み

切り替えて勝てるようにしたいです

人見快(法2・慶應志木)

――今日の試合を振り返って

前半は良い形でゲームを進められたと思うんですけど、後半にミスが続いて点差を離されてしまったと思います。最後のというよりは第3、4Q途中でのミスが最後に響いたかなという感じです。

――今回の作戦は

背の高い選手がいたので、どうディフェンスを対処するかというところで逆サイドから二人寄っていくというのがありました。それで今日止められている場面もあったんですけど、まだまだ裏パスをされたり、ほかの選手のドライブを止めれなかったりというミスが出てきたのでこれから対応していきたいと思います。

――今日の自分のシュートの調子は

アップの時、今日は少し微妙かなと思いました。そのあと試合でシュートを打つシーンが回ってきて試合中は悪くないなと感じたので、第3,4Qに狙おうと強気で行きました。

――勝敗を分けたポイント

イージーシュートを落としてしまったり、簡単にドライブをされたり、オフェンスリバウンドを取られたりなどの当たり前にできた部分や積み重ねられたところが足りなかったので負けてしまったと思います。

――次戦に向けての対策

変わらずスカウティングはしていって、拓大、順大は両方ともリーグ戦上位にいるチームなのでそこでしっかり勝てるようにしていきたいです。

――拓大戦に向けて一言

やはりここまで負けが続いてしまっていて、順位も下のほうにいるので、悪い雰囲気にならないようにしっかりと盛り上げて勝てるように頑張ります。