リバウンドが勝敗を分けた。昨日待望の1勝を挙げ、迎えた日大戦。3Pシュートを軸に得点を重ねるが、後半、日大にリバウンドを取られ続け、簡単に得点を奪われ続ける。リズムは狂い、前半まで好調だった3Pシュートも決められず。一気に19点差を付けら…

 リバウンドが勝敗を分けた。昨日待望の1勝を挙げ、迎えた日大戦。3Pシュートを軸に得点を重ねるが、後半、日大にリバウンドを取られ続け、簡単に得点を奪われ続ける。リズムは狂い、前半まで好調だった3Pシュートも決められず。一気に19点差を付けられ敗北。2連勝とはならなかった。

◆8・241114 第95回関東大学1部リーグ戦(駒沢体育館他)

▼9・18 対日大1回戦(とどろきアリーナ)

明大74232616181827171586日大○

 スターターは、PG渡辺翔太(政経3=宇都宮工)、SG常田耕平(政経2=正智深谷)、SF園部毅(情コミ2=九州学院)、PF植松義也(営3=桐光学園)、PF永田渉(政経3=盛岡南)。

 エース・SG須藤昂矢(営4=桐光学園)が前戦の負傷で欠場する中、迎えた今試合。エースの不在を感じさせない攻撃力を発揮した。74得点は明大にとってリーグ戦最高得点。敗戦したものの、今まで課題だった攻撃力は改善途中にある。特筆すべきは3Pシュートの精度。27本中13本という、基準である3割を大きく超える正確性を見せた。「昂矢さん(須藤)がいなくても戦える道は見つかった」(PG塚本舞生・政経2=明成)。確かな攻撃力を上位進出の皮切りにしたい。

 次戦の相手は、明大と同じく最下位の早大。自動降格を避けるのは最低でも2つのチームに勝ちこさなければならない。「早大は勝たなきゃいけない相手。ガード陣は勝っている。あとは自分たち、ゴール下の選手が頑張るだけ」(C溝口月斗・国際2=東海大札幌)。日大戦で見せた攻撃力を早大にも発揮できるか。

[田北俊介]

 

試合後のコメント

渡辺

――今日の試合を振り返っていかがですか。

「得点源がいない中で多くの選手がどんどん得点に絡んでくれました。途中で出た一成(富田・法3=藤枝明誠)とかもすごくいい役割を果たしてくれました」

塚本

――今日の敗因はどこでしたか。

「第3Qにインサイド陣が体張ってリバウンドを取れなかったところだと思います。そこからディフェンス崩されてシューターにシュートを決められてしまいました」

溝口

――チームとして足りないところはどこだと思いますか。

「接戦を演じてても、点差を詰め切れないところだと思います。僅差の時に、ディフェンスリバウンド拾って、速い展開で攻めてアタックできるような踏ん張りが大事だと思います。大事な瀬戸際のところは苦手でも中で攻めて外に逃げちゃダメだと思います」