11月に沖縄で行われる全日本学生選手権の出場権が懸かった今大会は満足のいく結果で幕を閉じた。明大勢からは2人が入賞し、大会に出場した選手6人全員が予選を突破。昨年度シードを獲得した選手を含め7人がインカレへの切符を手に入れた。◆9・14~…
11月に沖縄で行われる全日本学生選手権の出場権が懸かった今大会は満足のいく結果で幕を閉じた。明大勢からは2人が入賞し、大会に出場した選手6人全員が予選を突破。昨年度シードを獲得した選手を含め7人がインカレへの切符を手に入れた。
◆9・14~15 全日本学生選手権関東支部予選(逗子市逗子海岸沖)
▼メンズクラス
森平――2位
市島――6位
連覇を成し遂げることはできなかった。昨年度同大会で優勝している森平裕也(政経4=横須賀)は、大会初日、風の強弱を見極めることができない中思うように進めず、1位と大差をつけられることに。続く2日目は「得意の強風域だった」(森平)と4レース中3本で1位を獲得。差を大きく縮め2位を勝ち取った。
さらには「夏、関東のどこの大学よりも練習した」(市島将平・文4=牛久栄進)と膨大な練習量が実を結び6位に市島が入賞。2人の入賞者を出し、まずまずの結果を残した。それに加えて明大勢が続々上位に。出場した6人全員が予選突破圏内の42位までにランクインした。昨年度のインカレで入賞した三浦圭(法2=光)を加え、7人が11月の沖縄で全国レベルの選手たちとしのぎを削る。
今大会2位に終わった森平もインカレの目標は「やっぱり1位」と気合いは十分。個人戦では昨年度、明大勢は表彰台を逃している。インカレ団体戦王者として、プライドを懸けて栄冠をつかみ取る。
[下神大生]
森平
――主将としてこの大会への想いはどのようなものでしたか。
「チームとしてはまず出場者全員で通過して、インカレに行こうというのを目標としてやってきました。全員通過することができて、チーム全体としては良かったと思います。でも、上位にもう少し入って欲しかったなと思います」
――チームとしての目標はありますか。
「10位までの入賞者を3人出して、団体戦に繋げられたらいいなと思います」
――インカレ意気込みお願いします。
「今年度が最後のインカレなのでしっかり最後優勝したいと思います」
市島
――目標としていた4位になれなかった原因はなんですか。
「強風域苦手なのですが、今日は風が強くて、どんどんと順位を落としてしまったのが、原因なのかなと思います」
――チーム全員通過という目標達成に関してはいかがでしたか。
「夏は関東のどこのチームよりも練習しているので、結果が出たと思います。2年生にとって苦手な風が来なかったというのも要因かなと思います」
――他大より練習しているというのはどのような点においてですか。
「どれだけ風がなくても僕たちは海に出ますし、ちょっと根性論的なところもあるんですけど、どこの大学よりも練習してきた自負みたいなものはあります」