巨人―広島24  リーグトップの14勝目を挙げ、ファンの声援に応える巨人・山口=東京ドーム【写真提供:共同通信社】


■山口俊(読売巨人)
○5-1vs広島東洋(東京ドーム)
投球成績/7回2/3 被安打4 奪三振10 失点1

読売巨人の山口俊が10奪三振の快投でリーグ単独トップの14勝目。今季9勝13敗と苦手としていた広島に勝利したチームは、優勝へのマジックを6とした。

 今季6試合で2勝0敗と相性のいい相手に、2回には三者三振を記録するなど、圧倒的な投球を見せた。4回に連打で1点を失ったが、7回までに打たれた安打は3本のみ。先頭打者に安打を許した8回2死で降板したが、打線の援護にも恵まれ、危なげのない投球だった。

 山口は「(小林)誠司のリードもそうだし、頼もしい野手陣がいるので、自分のペースで投げられた」とバックに感謝。ハーラートップの勝ち星に関しても「今年、こうやってやれているのは、野手もそうだが、リリーフのおかげで勝てているので感謝したい」と謙虚な態度を崩さなかった。

 14日の予告先発はリリーフの澤村で、ブルペンデーの様相が予想されている。山口は「今日は最初から長いイニングを投げるつもりでマウンドに上がって、その結果、長いイニングを投げられてよかった」と8回2死まで投げ切り、中継ぎ陣を休ませた。

 10個の三振を奪い、奪三振数(175)でもリーグトップに立った。投手二冠も視界に入ってきたが、「僕自身の結果というよりも、チームの優勝を一番の目標にやっているので、残り試合もしっかり頑張りたい」と、プロ14年目で初となる悲願へ標的を合わせた。