術後2~3週間で投球練習は再開、10週間でマウンドに戻れる予定

 エンゼルスは12日(日本時間13日)、大谷翔平投手が14日にロサンゼルス市内の病院で左膝の分裂膝蓋骨の手術を受けると発表した。完治まで8週間から12週間を要する見込み。この日電話会見を行ったビリー・エプラーGMは「これは先天性の問題であり、今シーズンになって症状が出てきた」などと明らかにした。

 12日(同13日)のインディアンス戦では、自己最速の打球速度184キロの今季18号ソロを放っていた大谷。いつから、この左膝の違和感を感じていたのか。エプラーGMは「オオタニが膝の違和感、痛みについて我々に伝えたので検査をし、今回のことが判明した。2月に聞き、すぐにMRI検査を受けた」と語り、2月の段階で多少の違和感を感じていたという。

 違和感を抱えたまま、打者として今シーズンに臨み、6月にはサイクル安打を達成した。だが、投手としてのリハビリを進め、その強度が上がるにつれて違和感が大きくなってきたという。同GMは「彼は昨日の朝に今週手術を受けると決め、私に伝えた。彼には火曜日の朝に手術について伝えた。彼は考えた後、すぐに手術を受けると決めました。ストイックな反応でした」と、手術が決まったのは大谷が18号を放った前日の朝だったと明かした。

 今後のリハビリ過程についても、エプラーGMは語っている。「明日の手術により、一時的に投球はできなくなりますが、2?3週間で再開できるようになると思います。手術後にもっと分かるようになりますが、2?3週間後から、ゆっくりと進めていき、現時点では全て推定ですが、10週間後くらいにマウンドに戻れることを望んでいます」と語り、スプリングトレーニングまでには万全の状態に戻るという見通しを語る。

 打撃練習については「完治が見込まれる8週間から12週間後すぐに許可が出ると思いますが、その頃はトミー・ジョン手術のリハビリに注力しています。12月か1月の予定」という。手術自体は大掛かりなものではないようで「手術後にもっと分かりますが、一般的に手術後には問題がないと理解しています」とエプラーGMは語っていた。(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)