12日、プロテニス選手を引退していた元世界1位のキム・クライシュテルス(ベルギー)が、2020年に現役復帰することを自身のTwitterで発表した。クライシュテルスは現在36歳。1997年にプ…

12日、プロテニス選手を引退していた元世界1位のキム・クライシュテルス(ベルギー)が、2020年に現役復帰することを自身のTwitterで発表した。

クライシュテルスは現在36歳。1997年にプロ転向後、2003年には世界1位に輝き、2005年に「全米オープン」で優勝。その後2007年に引退を表明していた。

ところが、2009年の夏に現役復帰。すると復帰直後の「全米オープン」で、4年ぶり2度目の優勝を飾った。さらに2010年の「全米オープン」、2011年の「全豪オープン」でも優勝。2011年には世界1位に返り咲く活躍を見せた。しかしその後は怪我にも悩み、2012年に2度目の現役生活に終止符を打っていた。

シングルスでは通算41度の優勝、ダブルスでは通算11度の優勝を飾り、2017年には国際テニスの殿堂入りを果たしているクライシュテルス。また、現在は3人の子どもを持つ母親だ。電撃発表となった3度目の現役生活ではどんな活躍をするのか、注目を集める。

(テニスデイリー編集部)

※写真は2019年「ウィンブルドン」のセレモニーでのキム・クライシュテルス

(Photo by Dan Istitene/Getty Images)